館山野鳥の森指定管理者管理運営状況評価（令和4年度）

1. 森林、園地、展示施設その他の施設の提供

2. 野外活動に関する指導助言
3. その他県民の森の設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

A

県民の森の設置目的を理解し、協定書に従った運用がされていた。

関係法令を遵守し、個人情報保護も適切に行われていた。

県への報告や協議も適切に行われていた。

日常の巡視や点検、定期的な設備点検等により安全な施設の維持管理に努めていた。特に、ナラ枯れ等による危険木の伐倒や台風被害を受けた遊歩道の復旧作業など、施設の安全性の確保を積極的に進めていた。

危機管理マニュアルが整備され、定期的な防災訓練を行うなど、危機管理体制が整備されていた。

事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備等が適切に行われていた。

受付や案内も計画に基づき適切に行われていた。

遊歩道散策用の杖の貸し出しなど、要配慮者への配慮がなされていた。

事業計画に沿って日常点検、法定点検が実施されていた。

備品や文書等は整理して保管されており、文書の廃棄も適切に実施されていた。

施設の提供、野外活動に関する指導助言、イベントが適切に実施されていた。

野鳥観察に役立つ物品の貸し出しなどサービス向上に取り組んでいた。

自主事業として野鳥観察に関するイベントを開催するなど、野鳥の森のサービス向上に役立っていた。

市や観光協会が開催するイベントに積極的に参加していた。また、地元の神社、宿泊施設、学校と連携し、イベント、広報、学生受け入れなどを積極的に実施していた。

利用者数は前年対比126％であった。

計画に基づき、インターネットや雑誌などいろいろなチャンネルを使用し広報を実施していた。

計画どおりの人員配置、組織体制により管理運営されていた。本部の定期的な監査も実施されていた。

計画どおり職員に対する安全教育や研修を実施していた。

収入合計と支出合計は、計画と決算ではほぼ同じ金額となった。

不適切な収入や過大な経費はなかった。

アンケートにより利用者意見の把握に努めていた。

利用者からの苦情や要望には適切に対応していた。

• ナラ枯れ等による危険木の伐倒や台風被害を受けた遊歩道の復旧作業など、施設の安全性の確保を積極的に進めていた点
• 地元の神社、宿泊施設、学校と連携し、イベント、広報、学生受け入れなどを積極的に実施していた点
• アンケートの結果、100%もの利用者が満足を得ていた点

（指摘事項）

1. 個人情報保護に係る教育について、新型コロナの影響等で研修への参加が難しい場合は、社内教育を企画する等工夫して、計画どおり実施すること
2. 行為の許可をおこなった際は、業務報告書及び事業報告書で必ず報告すること

（改善状況）

1. 個人情報保護に係わる教育について、前年度と同様に外部研修への参加が難しくなってしまったが、代わりに社内教育を実施していた。
2. 令和4年度に1件行為の許可を行っており、そのことについて業務報告書及び事業報告書にて県に報告があった。