ここから本文です。

ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 文化財の指定と登録 > 新指定・登録の文化財 > 登録有形文化財(建造物)の登録の答申について(7月19日)

報道発表案件

更新日:令和4(2022)年7月20日

ページ番号:314593

登録有形文化財(建造物)の登録の答申について(7月19日)

発表日:令和元年7月19日

教育庁教育振興部文化財課

国の文化審議会は、文部科学大臣に対し、佐倉市所在の「旧今井家住宅」3件を登録有形文化財(建造物)として登録するよう答申しました。今後、告示されると、県内の登録有形文化財(建造物)は284件になります。

今回答申された文化財

旧今井家住宅主屋、座敷棟、土蔵

(きゅういまいけじゅうたくしゅおく、ざしきとう、どぞう)

  • (1)員数:3件(3棟)
  • (2)所在地:千葉県佐倉市新町字仲町北側48-1
  • (3)建築年代
    :明治中期/明治後期改修(主屋)
    :明治後期(座敷棟)
    :明治25年/平成23年改修(土蔵)
  • (4)登録基準
    「(一)国土の歴史的景観に寄与しているもの」(主屋・土蔵)
    「(二)造形の規範となっているもの」(座敷棟)
  • (5)概要
    旧佐倉城下の町人地に位置する元呉服店。主屋は新町通りに南面して建ち、妻入りで正面を寄棟(よせむね)造りとして深い下屋を付す。前面のミセは前土間とし、通り土間を持たず床上部から後方の居住部に続く平面とする。佐倉の商家の佇(たたず)まいを良く伝える。座敷棟は主屋の背面に接続して建ち、6畳の主室には床と違い棚を設け、天井も幅広の板をふんだんに使うなど上質なつくり。土蔵は南北に長い敷地の中ほどに建ち、土戸は丁寧な掛け子塗り仕上げで、高い左官技術が伺える。鬼瓦には影盛を施し、地域的な特色を見せる。平成30年に市有化。
  • 旧今井家住宅主屋(写真提供:佐倉市教育委員会)
  • 旧今井家住宅店内部(写真提供:佐倉市教育委員会)
  • 旧今井家住宅座敷棟(写真提供:佐倉市教育委員会)
  • 旧今井家住宅土蔵(写真提供:佐倉市教育委員会)

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?