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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 文化財の指定と登録 > 新指定・登録の文化財 > 令和4年度県登録文化財の登録について
更新日:令和5(2023)年2月8日
ページ番号:563932
発表日:令和5年2月7日
教育庁教育振興部文化財課
令和5年1月19日に開催された千葉県文化財保護審議会(会長 松田 誠一郎)において千葉県登録文化財に登録すべきとの答申があった下記の文化財4件について、千葉県教育委員会は、千葉県登録文化財に登録することを決定しました。この結果、千葉県が登録する初めての文化財として、有形文化財3件、登録記念物1件が登録されます。
有形文化財(考古資料)
夷隅郡大多喜町森宮8-3
千葉県
古墳時代前期の鳥形土製品で、扁平な腹部の表現から水鳥を模したものと推測される。住居跡から出土している。全国的にも珍しい資料。
南二重堀遺跡出土土製品
有形文化財(考古資料)
夷隅郡大多喜町森宮8-3
千葉県
古墳時代後期の六鈴釧で、古墳から出土している。「釧(くしろ)」は腕輪のことで、ほぼ正円に近い環状で6つの鈴が付く。現在でも音が鳴るなど、遺りは極めて良く、千葉県内では希少な事例。
太田法師遺跡出土銅製品
有形文化財(考古資料)
夷隅郡大多喜町森宮8-3
千葉県
古代の鉄製穂摘具で、水田跡から出土し、保存状態も良好である。一般的に手鎌と呼ばれ、関東地方では11世紀まで利用されたといわれる。
市原条里制遺跡出土鉄製品
登録記念物
銚子市川口町2-6528-2
千葉県
利根川河口に位置し、約2000万年前に噴火活動によって溶岩が冷え固まってできた火山岩。マグネシウムに富む「古銅輝石」という鉱物が含まれる。日本海の拡大が始まった時代、活動的であった当時の日本列島の様子を解明する上で重要な岩石。
銚子の古銅輝石安山岩
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