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更新日:令和3(2021)年6月18日
ページ番号:4278
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。
「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、平成29年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。
平成29年1月1日から同年12月31日
市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。
厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。
(1)表章記号の規約
計数のない場合-
統計項目のありえない場合・
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合…
比率が微小(0.05未満)の場合0.0
減少数(率)の場合△
(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。
(3)用語の解説
自然増減・・・・・・・・・出生数から死亡数を減じたもの
乳児死亡・・・・・・・・・生後1年未満の死亡
新生児死亡・・・・・・・生後4週未満の死亡
早期新生児死亡・・・生後1週未満の死亡
死産・・・・・・・・・・・・・妊娠満12週以後の死児の出産
周産期死亡・・・・・・・妊娠満22週以後の死産に早期新生児死亡を加えたもの
合計特殊出生率・・・15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの
(1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当)
区分 |
実数 |
差 |
率 |
平均発生間隔 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平成29年(A) |
平成28年(B) |
平成29年 |
平成28年 |
平成29年 |
平成28年 |
||
出生 |
44,054 |
45,387 |
△1,333 |
7.2 |
7.4 |
11分56秒 |
11分35秒 |
死亡 |
59,009 |
56,396 |
2,613 |
9.6 |
9.2 |
8分55秒 |
9分20秒 |
乳児死亡 |
89 |
95 |
△6 |
2.0 |
2.1 |
98時25分38秒 |
92時12分38秒 |
新生児死亡 |
40 |
45 |
△5 |
0.9 |
1.0 |
219時0分0秒 |
194時40分0秒 |
自然増減 |
△14,955 |
△11,009 |
△3,946 |
△2.4 |
△1.8 |
- |
- |
死産 |
997 |
1,001 |
△4 |
22.1 |
21.6 |
8時47分11秒 |
8時45分5秒 |
周産期死亡 |
168 |
188 |
△20 |
3.8 |
4.1 |
52時8分35秒 |
46時35分45秒 |
婚姻 |
28,680 |
29,610 |
△930 |
4.7 |
4.8 |
18分20秒 |
17分46秒 |
離婚 |
10,359 |
10,612 |
△253 |
1.69 |
1.73 |
50分45秒 |
49分32秒 |
注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。
図1出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移
出生数は44,054人(平成28年より1,333人減少)
出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピ-クに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、平成29年は44,054人で、前年の45,387人より1,333人減少しました。
出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)7.2で、前年より0.2ポイント減少、全国の7.6を0.4ポイント下回りました。
出生数 |
対前年増減 |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
母の年齢 |
平成25年 |
平成26年 |
平成27年 |
平成28年 |
平成29年 |
26年-25年 |
27年-26年 |
28年-27年 |
29年-28年 |
総数 |
48,343 |
46,749 |
47,014 |
45,387 |
44,054 |
△1,594 |
265 |
△1,627 |
△1,333 |
~14歳 |
0 |
2 |
2 |
3 |
3 |
2 |
0 |
1 |
0 |
15~19 |
561 |
553 |
509 |
465 |
381 |
△8 |
△44 |
△44 |
△84 |
20~24 |
3,852 |
3,772 |
3,577 |
3,538 |
3329 |
△80 |
△195 |
△39 |
△209 |
25~29 |
12,571 |
11,925 |
11,771 |
11,144 |
11,067 |
△646 |
△154 |
△627 |
△77 |
30~34 |
17,467 |
16,837 |
17,274 |
16,663 |
16,348 |
△630 |
437 |
△611 |
△315 |
35~39 |
11,407 |
11,105 |
11,165 |
10,826 |
10,245 |
△302 |
60 |
△339 |
△581 |
40~44 |
2,430 |
2,498 |
2,657 |
2,663 |
2,610 |
68 |
159 |
6 |
△53 |
45~49 |
52 |
54 |
56 |
79 |
70 |
2 |
2 |
23 |
△9 |
50歳~ |
3 |
3 |
2 |
6 |
1 |
0 |
△1 |
4 |
△5 |
不詳 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
△1 |
0 |
母の年齢 |
~14歳 |
15~19 |
20~24 |
25~29 |
30~34 |
35~39 |
40~44 |
45~49 |
50歳~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構成割合 |
0.0% |
0.9% |
7.6% |
25.1% |
37.1% |
23.3% |
5.9% |
0.2% |
0.0% |
合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す。)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに平成16年から上昇し、平成22年以降はほぼ横ばいで推移しています。
平成29年は1.34で、前年より0.01ポイント減少し、全国の1.43を0.09ポイント下回りました。全国順位は42位となっています。(表6)
死亡数は59,009人(平成28年より2,613人増加)
死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、平成29年は、59,009人で、前年より2,613人増加しました。(表5)
平成29年の死亡率(人口千対)は9.6で、前年より0.4ポイン増加し、全国の10.8を1.2ポイント下回りました。全国順位は41位となっています。
平成29年の死因順位をみると、第1位は悪性新生物(死因構成割合29.2%)、第2位は心疾患(15.8%)、第3位は脳血管疾患(8.0%)となっています。
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、53%で、前年56.6%を3.6ポイント下回りました。
区分 |
千葉県 |
全国 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
死因 |
平成29年 |
平成28年 |
平成29年 |
|||
死亡数 |
構成割合 |
死亡数 |
構成割合 |
死亡数 |
構成割合 |
|
1悪性新生物 |
17,222 |
29.2 |
16,798 |
29.8 |
373,334 |
27.9 |
2心疾患 |
9,347 |
15.8 |
9,646 |
17.1 |
204,837 |
15.3 |
3脳血管疾患 |
4,706 |
8.0 |
4,584 |
8.1 |
109,880 |
8.2 |
4老衰 |
4,131 |
7.0 |
3,950 |
7.0 |
101,396 |
7.6 |
5肺炎 |
4,598 |
7.8 |
5,443 |
9.7 |
96,841 |
7.2 |
6不慮の事故 |
1,482 |
2.5 |
1,393 |
2.5 |
40,329 |
3.0 |
7誤嚥性肺炎 |
1,270 |
2.2 |
- |
- |
35,788 |
2.7 |
8腎不全 |
963 |
1.6 |
905 |
1.6 |
25,134 |
1.9 |
9自殺 |
990 |
1.7 |
1,026 |
1.8 |
20,465 |
1.5 |
10血管性及び詳細不明の認知症 |
764 |
1.3 |
420 |
0.7 |
19,546 |
1.5 |
11糖尿病 |
718 |
1.2 |
530 |
0.9 |
13,969 |
1.0 |
その他 |
12,818 |
21.7 |
11,701 |
20.7 |
298,878 |
22.3 |
計 |
59,009 |
100.0 |
56,396 |
100.0 |
1,340,397 |
100.0 |
※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
図4主な死因の年次推移
平成29年の乳児死亡数は、89人で、前年より6人減少しました。乳児死亡率(出生千対)は2.0で、前年よりを0.1ポイント減少し、全国の1.9を0.1ポイント上回りました。
(表5・表6)
死産数997胎(平成28年より4胎減少)
死産数は、997胎で、前年より4胎減少しました。死産率[出産(出生数+死産数)千対]は22.1で前年より0.5ポイント増加し、全国の21.1を1.0ポイント上回りました。(表5・表6)
婚姻数28,680組(平成28年より930組減少)
婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、平成29年は、28,680組で、前年より930組減少しました。
婚姻率(人口千対)は4.7で、前年より0.1ポイント減少し、全国の4.9を0.2ポイント下回りました。
なお、平均初婚年齢は夫31.6歳、妻29.6歳です。
(表5・表6)
離婚数10,359組(平成28年より253組減少)
離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、平成29年は10,359組で、前年より253組減少しました。
離婚率(人口千対)は、1.69で前年より0.04ポイント減少、全国の1.7を0.01ポイント下回りました。(表5・表6)
表7主要死因別死亡数及び死亡率(人口10万対)(エクセル:12.6KB)
表9人口動態総覧、保健所・市町村別(エクセル:33.9KB)
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