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更新日:令和5(2023)年8月25日

ページ番号:4261

平成12年人口動態統計の概況

健康福祉部健康福祉指導課
企画情報班

調査の概要

1.調査の目的

出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。

2.調査の対象

「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況は、平成12年に日本において発生した日本人の事象を集計したものである。

3.調査の期間

平成12年1月1日から同年12月31日

4.調査の方法及び報告経路

市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

調査の方法及び報告経路

5.結果の集計

厚生労働省大臣官房統計情報部において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

利用上の注意

(1)表章記号の規約

計数のない場合  -
統計項目のありえない場合  ・
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合  …
比率が微小(0.05未満)の場合  0.0
減少数(率)の場合  △

(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。

(3)人口10万対比率算出に用いた人口は、総務省統計局発表「平成12年10月1日現在国勢調査確定数」である。

(4)用語の解説
自然増加・・・・・・・・・出生数から死亡数を減じたもの
乳児死亡・・・・・・・・・生後1年未満の死亡
新生児死亡・・・・・・・生後4週未満の死亡
早期新生児死亡・・・生後1週未満の死亡
死産・・・・・・・・・妊娠満12週以後の死児の出産
周産期死亡・・・・・・・妊娠満22週以後の死産に早期新生児死亡を合わせたもの
合計特殊出生率・・・1人の女子が一生の間に生む平均子供数

結果の概要

総覧

表1  人口動態総覧

区分

実数


A-B

平均発生間隔
(時間:分:秒)

平成12年(A)

平成11年(B)

平成12年

平成11年

平成12年

平成11年

出生

55,318

54,005

1,313

9.4

9.2

9時32分

9時44分

死亡

37,238

38,278

△1,040

6.3

6.5

14時09分

13時44分

乳児死亡

177

161

16

3.2

3.0

49時37分38秒

54時24分36秒

新生児死亡

101

82

19

1.8

1.5

86時58分13秒

106:49:45

自然増加

18,080

15,727

2,353

3.1

2.7

-

-

死産

1,648

1,683

△35

28.9

30.2

5時19分48秒

5時12分18秒

周産期死亡

389

361

28

7.0

6.6

22時34分52秒

24時15分57秒

婚姻

39,597

37,316

2,281

6.7

6.4

13時19分

14時05分

離婚

12,700

12,145

555

2.16

2.07

41時30分

43時17分

注1)出生・死亡・自然増加・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。

注2)平成11年の数値:厚生省「人口動態統計」

出生

出生数は55,318人(平成11年より1,313人増加)

千葉県の出生数は、第二次ベビ-ブ-ム(昭和48年・82,960人)をピ-クに、長期的には減少傾向にあるが、平成3年(54,187人)からは増減を繰り返している。(表5,図1

平成12年は、55,318人(151.1人/日)(全国1,190,547人・3,252.9人/日)で、前年の54,005人(全国1,177,669人)より1,313人(全国12,878人)増加し、出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」)9.4(全国9.5)で、前年の9.2(全国9.4)を上回った。(表2,表6

出生数を母の年齢(5歳階級)別に見ると、19歳以下と30歳以上の階級で増加しているものの、20歳代での減少が続いている。(表2
(全国19歳以下と30歳代で増加、20歳代で減少)

表2  母の年齢(5歳階級)別にみた出生数

出生数

対前年増減

母の年齢

平成9年

平成10年

平成11年

平成12年

10年-9年

11年-10年

12年-11年

総数

54,574

54,961

54,005

55,318

387

△956

1,313

~14歳

2

1

1

2

△1

0

1

15~19

678

717

766

890

39

49

124

20~24

7,491

7,112

6,664

6,561

△379

△448

△103

25~29

22,549

22,601

21,602

21,292

52

△999

△310

30~34

17,908

18,434

18,720

19,641

526

286

921

35~39

5,309

5,398

5,580

6,204

89

182

624

40~44

616

668

659

703

52

△9

44

45~49

19

30

13

24

11

△17

11

不詳

2

0

0

1

△2

0

1

構成割合は、25~29歳階級(38.5%)が最も多く、次いで30~34歳階級(35.5%)、20~24歳階級(11.9%)の順となっている。(表3

表3  母の年齢(5歳階級)別にみた出生数の構成割合

区分

~14歳

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45歳~

構成割合

0.0%

1.6%

11.9%

38.5%

35.5%

11.2%

1.3%

0.0%

合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む平均の子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回ってから一時的な上昇はあるものの低下を続けていたが、平成12年は1.30(全国1.36)で前年の1.22(全国1.34)を上回り、全国順位第42位である。(表5,表6,図1

図1  出生数、合計特殊出生率の年次推移

出生数、合計特殊出生率の年次推移

死亡

死亡数は37,238人(平成11年より1,040人減少)

千葉県の死亡数は、長期的には増加傾向で推移しているが、平成12年は37,238人(全国961,653人)で、前年の38,278人(全国982,031人)より1,040人(全国20,378人)減少した。
表5,表6

平成12年の死亡率(人口千対)は、6.3で前年の6.5を下回った。
また、全国の死亡率7.7(全国前年7.8)をかなり下回っており、全国第4位の低率県である。(表5,表6
平成12年の死因順位は、第一位・悪性新生物31.0%、第二位・心疾患16.4%、第三位・脳血管疾患13.7%(全国一位悪性新生物30.7%二位心疾患15.3%三位脳血管疾患13.8%)となっている。(表4,図2
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、61.1%(全国59.8%)で、前年の60.9%(全国59.2%)を上回った。(表4,図2

表4  主要死因別死亡数及び構成割合

死因

(千葉県)平成12年

(千葉県)平成11年

(全国)平成12年

死亡数

構成割合

死亡数

構成割合

死亡数

構成割合

1悪性新生物

11,552

31.0

11,461

29.9

295,484

30.7

2心疾患

6,093

16.4

6,315

16.5

146,741

15.3

3脳血管疾患

5,115

13.7

5,537

14.5

132,529

13.8

4肺炎

3,162

8.5

3,364

8.8

86,938

9.0

5不慮の事故

1,485

4.0

1,561

4.1

39,484

4.1

6自殺

1,269

3.4

1,229

3.2

30,251

3.1

7老衰

900

2.4

937

2.4

21,213

2.2

8腎不全

611

1.6

608

1.6

17,260

1.8

9肝疾患

608

1.6

630

1.6

16,079

1.7

10糖尿病

511

1.4

593

1.5

12,303

1.3

その他

5,932

15.9

6,043

15.8

163,371

17.0

37,238

100.0

38,278

100.0

961,653

100.0

図2  死因別死亡割合・対全国比較

死因別死亡割合・対全国比較

平成12年の乳児死亡数は、177人(0.5人/日)(全国3,830人)で、前年の161人(全国4,010人)より16人増加(全国180人減少)しており、乳児死亡率(出生千対)も3.2(全国3.2)で、前年の3.0(全国3.4)を上回った。(表5,表6

死産

死産数1,648胎(平成11年より35胎減少)

死産数は1,648胎(4.5胎/日)(全国38,393胎)で、前年の1,683胎(全国38,452胎)より35胎(全国59胎)減少し、死産率{出産(出生数+死産数)千対}では、28.9(全国31.2)で前年の30.2(全国31.6)を下回った。(表5,表6

婚姻

婚姻数39,597組(平成11年より2,281組増加)

婚姻数、婚姻率ともに昭和60年代前半から微増傾向にあったが、ここ数年増減を繰り返しており、平成12年の婚姻数は、39,597組(全国798,138組)で、前年の37,316組(全国762,028組)より2,281組(全国36,110組)増加し、婚姻率(人口千対)は6.7(全国6.4)で、前年の6.4(全国6.1)を上回った。(表5,表6

なお、平均初婚年齢は夫29.2歳(全国28.8歳)、妻27.2歳(全国27.0歳)で、夫は近年わずかながら高くなる傾向にあり、妻は平成4年以降毎年高くなっている。(表5

離婚

離婚数12,700組(平成11年より555組増加し過去最高)

平成12年の離婚数は12,700組(34.7組/日)(全国264,246組)で、前年の12,145組(全国250,529組)より555組(全国13,717組)増加した。(表5,表6

また,離婚率(人口千対)は、昭和58年(1.44)をピ-クに一時減少したが、平成元年(1.27)以降は上昇を続けており、平成12年は2.16(全国2.10)で過去最高であった。(表5,表6

 

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表5(エクセル:35KB)人口動態総覧・年次推移

表6(エクセル:23KB)人口動態総覧・対全国比較

表7(エクセル:16KB)死因別死亡数及び率・対全国比較

表8(エクセル:45KB)主な死因の死亡数・年齢階級別

表9(エクセル:16KB)主要死因別死亡数及び死亡率(人口10万対)

表10(エクセル:105KB)人口動態総覧、保健所・市町村別

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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