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更新日:令和5(2023)年2月3日

ページ番号:4272

平成23年人口動態統計の概況(確定数)

平成23年9月10日
健康福祉部健康福祉指導課
企画情報班
電話:043-223-2607
ファックス:043-222-6294

調査の概要

1.調査の目的

出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。

2.調査の対象

「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況は、平成23年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。

3.調査の期間

平成23年1月1日から同年12月31日

4.調査の方法及び報告経路

市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

調査の方法及び報告経路

5.結果の集計

厚生労働省大臣官房統計情報部において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

利用上の注意

(1)表章記号の規約

計数のない場合-
統計項目のありえない場合・
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合…
比率が微小(0.05未満)の場合0.0
減少数(率)の場合△

(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。

(3)用語の解説

自然増加・・・・・・・・・出生数から死亡数を減じたもの

乳児死亡・・・・・・・・・生後1年未満の死亡

新生児死亡・・・・・・・生後4週未満の死亡

早期新生児死亡・・・生後1週未満の死亡

死産・・・・・・・・・・・・・妊娠満12週以後の死児の出産

周産期死亡・・・・・・・妊娠満22週以後の死産に早期新生児死亡を加えたもの

合計特殊出生率・・・15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの
(1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当)

結果の概要

総覧

表1 人口動態総覧

区分

実数
平成23年(A)

実数
平成22年(B)


A-B


平成23年


平成22年

平均発生間隔
(時間:分:秒)
平成23年

平均発生間隔
(時間:分:秒)
平成22年

出生

50,379

51,633

△1,254

8.2

8.4

10時26分

10時11分

死亡

51,689

50,014

1,675

8.4

8.2

10時11分

10時31分

乳児死亡

117

117

0

2.3

2.3

74時52分19秒

74時52分19秒

新生児死亡

59

58

1

1.2

1.1

148時28分29秒

151時2分5秒

自然増加

△1,310

1,619

△2,929

0.2

0.3

-

-

死産

1,135

1,238

△103

22.0

23.4

7時43分06秒

7時04分34秒

周産期死亡

220

213

7

4.4

4.1

39時49分06秒

41時07分37秒

婚姻

32,186

34,785

△2,599

5.2

5.7

16時20分

15時07分

離婚

11,591

12,391

△800

1.89

2.02

45時21分

42時26分

注1)出生・死亡・自然増加・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。

注2)平成23年の数値:厚生労働省「人口動態統計」

出生

出生数は50,379人(平成22年より1,254人減少)

出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピークに、減少し続け、平成3年(54,187人)からは増減を繰り返していまいましたが、平成21年以降は減少し続け、平成23年は、50,379人(138.0人/日)(全国1,050,806人)で、前年の51,633人(全国1,071,304人)より1,254人減少(全国20,606人減少)し、出生率は、人口千人に対して(以下「千対」という。)8.2(全国8.3)で、前年の8.4(全国8.5)を0.2ポイント下回りました。

出生数を母の年齢(5歳階級)別に見ると、40~49歳の各階級で前年より増加しているが、15~39歳の5つ階級で減少しています。
(全国35歳~49歳の各階級、50歳以上では増加。15~34歳の各階級で減少。)

表2 母の年齢(5歳階級)別にみた出生数

出生数

対前年増減

母の年齢

平成19年

平成20年

平成21年

平成22年

平成23年

20年-19年

21年-20年

22年-21年

23年-22年

総数

51,821

52,306

51,839

51,633

50,379

59

485

△467

△1254

~14歳

1

2

2

0

3

1

0

△2

3

15~19

706

726

641

630

585

20

△85

△11

△45

20~24

5,527

5,462

5,108

4,915

4,554

△65

△354

△193

△361

25~29

14,563

14,587

14,283

14,181

13,609

24

△304

△102

△572

30~34

20,170

19,697

19,192

18,738

18,276

△473

△505

△454

△462

35~39

9,618

10,444

10,973

11,328

11,313

826

529

355

△15

40~44

1,201

1,350

1,602

1,791

1,989

149

252

189

198

45~49

35

32

37

44

46

△3

5

7

2

50歳~

0

6

0

5

4

6

△6

5

△1

不詳

0

0

1

1

0

0

1

0

△1

構成割合は、30~34歳階級(18,276人36.3%)が最も多く、次いで25~29歳階級(27.0%)、35~39歳階級(22.5%)の順となっています。

表3 母の年齢(5歳階級)別にみた出生数の構成割合

区分

~15歳

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50歳~

構成割合

0.0%

1.0%

9.0%

27.0%

36.3%

22.5%

4.0%

0.0%

0.0%

合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回ってから一時的な上昇したものの低下傾向が続き、平成15年の1.20から上昇に転じ、平成23年は1.31(全国1.39)で、前年の1.34(全国1.39)を0.03ポイント下回りました。全国順位は39位となっています。(表6

なお、平成24年3月31日現在の住民基本台帳人口を分母に算出した場合は1.33で前年との差は0.01ポイントとなります。

図1 出生数、合計特殊出生率の年次推移

出生数・合計特殊出生率の年次推移

死亡

死亡数は51,689人(平成22年より1,675人増加)

死亡数は、長期的に増加傾向で推移しており、平成23年は、51,689人(141.6人/日)(全国1,253,066人)で、前年の50,014人(全国1,197,012人)より1,675人(全国56,054人)増加しました。(表5

なお、戦後初めて死亡数が出生数を上回り、自然増加が減少に転じました。

平成23年の死亡率(人口千対)は8.4で、前年の8.2を0.2ポイント上回りました。また、全国の死亡率9.9(全国前年9.5)を1.5ポイント下回り、全国第42位の低率県となっています。

平成23年の死因順位は、第一位・悪性新生物29.6%、第二位・心疾患17.8%、第三位・肺炎10.1%(全国(1)悪性新生28.4%(2)心疾患15.5%(3)肺炎9.9%)となっています。

これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、57.5%(全国53.8%)で、前年の57.5%(全国55.7%)と同率でした。(表7

表4 主要死因別死亡数及び構成割合

区分

千葉県

全国

死因

平成23年
死亡数

平成23年
構成割合

平成22年
死亡数

平成22年
構成割合

平成23年
死亡数

平成23年
構成割合

1悪性新生物

15,277

29.6

15,031

30.1

357,305

28.4

2心疾患

9,200

17.8

8,761

17.5

194,926

15.5

3肺炎

5,195

10.1

5,012

10.0

124,749

9.9

4脳血管疾患

4,991

9.7

4,994

10.0

123,867

9.8

5老衰

2,127

4.1

1,843

3.7

52,242

4.1

6不慮の事故

1,592

3.1

1,575

3.1

59,416

4.7

7自殺

1,370

2.7

1,329

2.7

28,896

2.3

8腎不全

945

1.8

878

1.8

24,526

1.9

9糖尿病

654

1.3

634

1.3

14,664

1.2

10大動脈瘤及び解離

645

1.2

654

1.3

15,599

1.2

その他

9,693

18.8

9,303

18.6

256,876

20.5

51,689

100.0

50,014

100.0

1,253,066

100.0

図2 死因別死亡割合・対全国比較

千葉県:悪性新生物29.6%心疾患17.8%肺炎10.1%脳血管疾患9.7%老衰4.1%不慮の事故3.1%自殺2.7%

平成23年の乳児死亡数は、117人(0.3人/日)(全国 2,463人)で、前年と同数(全国2,450人 13人増加)で、乳児死亡率(出生千対)も2.3(全国2.3)で、前年(全国2.3)と同率でした。(表5表6

死産

死産数1,135胎(平成22年より103胎減少)

死産数は、1,135胎(3.1胎/日)(全国25,755胎)で、前年の1,238胎(全国26,560胎)より103胎(全国は805胎)減少し、死産率[出産(出生数+死産数)千対]は22.0(全国23.9)で前年の23.4(全国24.2)を1.4ポイント下回りました。(表56)

婚姻

婚姻数32,186組(平成22年より2,599組減少)

婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、平成18年以降は増減を繰り返していたが、21年以降は減少し続けています。

平成23年は、32,186組(全国661,895組)で、前年の34,785組(全国 700,214組)より 2,599組(全国は38,319組)減少しました

また、婚姻率(人口千対)は、平成4年から14年までは増減を繰り返していましたが、それ以降は低下傾向にあり、平成23年は5.2(全国5.2)で、前年の5.7(全国5.5)を0.5ポイント下回りました。

平均初婚年齢は夫31.0歳(全国30.7歳)、妻29.1歳(全国29.0歳)で、夫は平成11年以降、妻は平成4年以降上昇傾向でしたが、平成23年は前年と同じでした。(表5表6

平成22年夫31.0歳妻29.1歳(全国夫30.5歳妻28.8歳)

離婚

離婚数11,591組(平成22年より800組減少)

離婚数は、11,591組(全国235,734組)で、前年の12,391組(全国251,378組)より800組(全国15,644組)減少しました。

また、離婚率(人口千対)は、平成元年(1.28)以降は上昇を続けていましたが、平成14年(2.30)をピークに減少に転じ、平成23年は、1.89(全国1.87)で前年の2.02(全国1.99)を0.13ポイント下回りました。(表5表6

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