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更新日:令和6(2024)年1月9日

ページ番号:404522

令和元年医療施設調査・病院報告の概況

健康福祉部健康福祉指導課
企画情報班
電話:043-223-2607
ファックス:043-222-6294

調査の概要

医療施設調査

1 調査の目的

この調査は、医療施設(医療法(昭和23年法律第205号)に定める病院・診療所)の分布及び整備の実態を明らかにするとともに、医療施設の診療機能を把握し、医療行政の基礎資料を得ることを目的とする。

2 調査の種類、期日及び期間

・医療施設動態調査(以下、「動態調査」という。)
 動態調査は、静態調査(3年に1回・前回は平成29年実施)の結果に医療施設の開設、廃止等の状況を順次加減し、医療施設の状況を把握するものであり、令和元年調査は平成30年10月1日から1年間の結果である。

3 調査の対象

・動態調査:開設・廃止等あった医療施設
医療施設には、往診のみの診療所を含むが、助産所、介護老人保健施設、保健所は除く。

4 調査の事項

施設名、施設の所在地、開設者、許可病床数、その他関連する事項。

5 調査の方法及び系統

動態調査は、医療施設からの開設・廃止等の申請・届出に基づいて、都道府県知事又は保健所を設置する市・特別区の長が動態調査票を作成し、厚生労働大臣に提出する。

厚生労働省ーーーー都道府県ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー病院・診療所
           |_指定都市ーーーーーーーーーーーーーーーーーー病院・診療所
           |_保健所設置市(指定都市を除く)・特別区ーーー診療所

6 結果の集計

厚生労働省政策統括官(統計・情報政策、政策評価担当)において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

病院報告

1 報告の目的

病院、療養病床を有する診療所における患者の利用状況を把握し、医療行政の基礎資料を得ることを目的とする。

2 報告の期間

令和元年1月1日~12月31日(毎月報告)

3 報告の対象

病院、療養病床を有する診療所

4 報告の事項

在院患者延数、新入院患者数、退院患者数、外来患者延数等

5 報告の方法及び系統

病院・診療所の管理者が作成し、厚生労働大臣に提出する。

病院報告報告系統図

6 結果の集計

厚生労働省政策統括官(統計・情報政策、政策評価担当)において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

利用上の注意

  • (1)「地域医療支援病院」及び一般診療所の「療養型病床群」は、平成10年4月1日に新設された。
  • (2)「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が平成11年4月から施行され、「伝染病院」は廃止され、「伝染病床」は「感染症病床」に改められた。
  • (3)表章記号の規約
    計数のない場合-
    計数不明又は計数を表章することが不適当な場合…
    統計項目があり得ない場合・
    比率が微小(0.05未満)の場合0.0
    減少数又は減少率を意味する場合△
  • (4)この概況に掲載の数値は四捨五入してあるので、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。
  • (5)本概況は厚労省公表値を用いて千葉県版概況として掲載している。なお、人口10万対比率は「住民基本台帳人口(令和2年1月1日現在)」(総務省)を使用している。

用語の説明

(1)医療施設の種類

病院

医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所であって、患者20人以上の入院施設を有するもの

一般診療所

医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所(歯科医業のみは除く。)であって、患者の入院施設を有しないもの又は患者19人以下の入院施設を有するもの

歯科診療所

歯科医師が歯科医業を行う場所であって、患者の入院施設を有しないもの又は患者19人以下の入院施設を有するもの

(2)病院の種類

精神科病院

精神病床のみを有する病院

一般病院

精神科病院以外の病院(平成10年までは伝染病院、平成24年までは結核療養所も除く)をいう。

(3)病床の種類

精神病床

精神疾患を有する者を入院させるための病床をいう。

感染症病床

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年法律第114号)に規定する一類感染症、二類感染症(結核を除く。)、新型インフルエンザ等感染症及び指定感染症並びに新感染症の患者を入院させるための病床をいう。

結核病床

結核の患者を入院させるための病床をいう。

療養病床

病院の病床(精神病床、感染症病床及び結核病床を除く。)又は一般診療所の病床のうち、主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床をいう。

一般病床

精神病床、感染症病床、結核病床及び療養病床以外の病床をいう。

介護療養病床

療養病床のうち、「健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年法律第83号)附則第130条の2第1項の規定によりなおその効力を有するものとされた介護保険法」に規定する都道府県知事の指定介護療養型医療施設としての指定に係る病床をいう。

(4)在院患者

病院の全病床及び診療所の療養病床に、毎日24時現在在院している患者をいう。

(5)新入院患者・退院患者

毎月中における新たに入院した患者、退院した患者をいい、入院してその日のうちに退院した患者も含む。

(6)外来患者

新来・再来・往診・巡回診療患者の区別なく、すべてを合計したものをいい、同一患者が二つ以上の診療科で診療を受け、それぞれの科で診療録が作成された場合は、それぞれの診療科の外来患者として取扱う。

結果の概要

医療施設(動態)調査

施設数

令和元年10月1日現在における千葉県の医療施設総数は7,380施設であり、前年に比べ33施設増加した。
うち病院は289施設で、前年に比べ2施設増加し、一般診療所は3,818施設で、前年に比べ27施設増加した。また、歯科診療所は3,273施設で、前年に比べ4施設増加した。

(1)施設の種類別にみた施設数

施設を種類別にみると、病院では一般病院が255施設で、精神科病院は34施設である。
療養病床を有する病院は121施設であった。
一般診療所は、有床診療所が170施設で、前年に比べ8施設減少し、無床診療所が3,648施設で、前年に比べ35施設増加した。(表1

表1 施設の種類別にみた施設数(各年10月1日現在)

区分

施設数
平成30年

施設数
令和元年

施設数
増減数

施設数
増減率(%)

構成割合(%)
平成30年

構成割合(%)
令和元年

総数

7,347

7,380

33

0.4

100.0

100.0

 

 

 

 

 

 

 

病院

287

289

2

0.7

3.9

3.9

 

 

 

 

 

(100.0)

(100.0)

精神科病院

34

34

-

-

(11.8)

(11.8)

一般病院

253

255

2

0.8

(88.2)

(88.2)

(再掲)

 

 

 

 

 

 

地域医療支援病院

19

19

-

-

(6.6)

(6.6)

療養病床を有する病院

121

121

-

-

(42.2)

(41.9)

 

 

 

 

 

 

 

一般診療所

3,791

3,818

27

0.7

51.6

51.7

 

 

 

 

 

(100.0)

(100.0)

有床

178

170

△8

△4.5

(4.7)

(4.5)

(再掲)療養病床を有する
一般診療所

13

11

△2

△15.4

(0.3)

(0.3)

 

 

 

 

 

 

 

無床

3,613

3,648

35

1.0

(95.3)

(95.5)

 

 

 

 

 

 

 

歯科診療所

3,269

3,273

4

0.1

44.5

44.3

注1)掲載の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が総数に合わない場合がある。

注2)()内の数値は、病院、一般診療所の総数をそれぞれ100とした場合の構成割合(%)である。

(2)人口10万対施設数

人口10万対施設数は、病院4.6、一般診療所61.0、歯科診療所52.3であった。(表2

表2 施設の種類別にみた人口10万対施設数(各年10月1日現在)

区分

人口10万対施設数
平成30年

人口10万対施設数
令和元年

病院

4.6

4.6

精神科病院

0.5

0.5

一般病院

4.0

4.1

一般診療所

60.6

61.0

歯科診療所

52.3

52.3

病床数

医療施設の病床総数は61,542床であり、前年に比べ453床減少した。
病院の病床数は59,309床であり、前年に比べ391床減少した。
一般診療所の病床数は2,233床であり、前年に比べ62床減少した。

(1)施設の種類別にみた病床数

病院の病床数を病床の種類別にみると、一般病床は36,124床で、前年に比べ73床減少し、精神病床は12,379床で前年に比べ139床減少した。
病院の療養病床は10,652床で、前年に比べ151床減少した。
一般診療所の療養病床は138床で、前年に比べ2床減少した。
1病院当たり平均病床数は、205.2床で、前年に比べ2.8床減少した。
有床の一般診療所の1施設あたり平均病床数は13.1床で、前年と比べて0.2床増加した。

表3 施設の種類別にみた病床数(各年10月1日現在)

区分

病床数
平成30年

病床数
令和元年

病床数
増減数

病床数
増減率(%)

構成割合(%)
平成30年

構成割合(%)
令和元年

総数

61,995

61,542

△453

△0.7

100.0

100.0

病院

59,700

59,309

△391

△0.7

96.3

96.4

 

 

 

 

 

(100.0)

(100.0)

(再掲)精神病床

12,518

12,379

△139

△1.1

(21.0)

(20.9)

(再掲)感染症病床

58

58

-

-

(0.1)

(0.1)

(再掲)結核病床

124

96

△28

△22.6

(0.2)

(0.2)

(再掲)一般病床

36,197

36,124

△73

△0.2

(60.6)

(60.9)

(再掲)療養病床

10,803

10,652

△151

△1.4

(18.1)

(17.3)

一般診療所

2,295

2,233

△62

△2.7

3.7

3.6

 

 

 

 

 

(100.0)

(100.0)

(再掲)療養病床

140

138

△2

△1.4

(6.1)

(6.2)

1病院あたり
平均病床数

208.0

205.2

△2.8

△1.3

有床の一般診療所
1施設あたり平均病床数

12.9

13.1

0.2

1.6

注1)掲載の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が総数に合わない場合がある。
注2)()内の数値は、病院及び診療所の総数をそれぞれ100とした場合の構成割合(%)である。
注3)平成11年4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」」が施行され、「伝染病床」は「感染症病床」に改められた。
注4)平成13年3月に「医療法等の一部を改正する法律」が施行され、「その他の病床」が「療養病床」と「一般病床」に区分されたことに伴い、本調査において平成12年まで便宜上「一般病床」と表章していた「その他の病床」は、平成13年から「療養病床」、「一般病床」、「経過的旧その他の病床」に表章を分割していた。平成15年8月に経過期間が終了したので、今後は「療養病床」と「一般病床」とする。
また、一般診療所の「療養型病床群」は「療養病床」にみなすこととされたため、「療養病床」と表章している。

(2)人口10万対病床数

人口10万対病院病床数は947.6で、前年の954.4に比較して6.8減少している。

表4 施設の種類別にみた人口10万対病床数(各年10月1日現在)

区分

人口10万対病床数
平成30年

人口10万対病床数
令和元年

病院

954.4

947.6

精神病床(再掲)

200.1

197.8

療養病床(再掲)

172.7

170.2

一般病床(再掲)

578.7

577.2

一般診療所

36.7

35.7

注1)「病院」には、「感染症病床」及び「結核病床」を含む。

表5 医療施設調査・対全国比較

【人口10万対施設数】

区分

千葉県

全国

1位・47位の都道府県及び数値

順位

病院

4.6

6.6

1位 高知県 17.8


47位 神奈川県 3.7

43位

一般診療所

61.0

81.3

1位 和歌山県 110.8


47位 埼玉県 59.6

46位

歯科診療所

52.3

54.3

1位 東京都 76.6


47位 福井県 39.1

12位

【人口10万対病床数】

区分

千葉県

全国

1位・47位の都道府県及び数値

順位

病院

947.6

1212.1

1位 高知県 2508.3


47位 神奈川県 804.7

43位

精神

197.8

258.9

1位 長崎県 593


47位 神奈川県 149.9

40位

結核

1.5

3.5

1位 京都府 11.6


47位 新潟県 1.3

46位

療養

170.2

244.5

1位 高知県 870.8


47位 神奈川県 142.9

43位

一般

577.2

703.7

1位 高知県 1114.8


47位 埼玉県 508.8

43位

一般診療所

35.7

72.0

1位 大分県 320.4


47位 新潟県 24.2

39位

注1)「千葉県順位」は、厚生労働省概況の「都道府県別統計表」の高い方から数えたものである。

病院報告

1日平均患者数

千葉県の病院における1日平均の在院患者数は46,880人で、前年に比べ130人増加しており、新入院患者数は1,864人で30人、退院患者数は1,864人で30人と、それぞれ増加している。
また,外来患者数は59,585人で455人の減少となっている。

表1 1日平均患者数

在院・新入院

区分

在院患者数
平成30年

在院患者数
令和元年

在院患者数
増減数

在院患者数
増減率(%)

新入院患者数
平成30年

新入院患者数
令和元年

新入院患者数
増減数

新入院患者数
増減率(%)

総数

46,750

46,880

130

0.3

1,834

1,864

30

1.6

退院・外来

区分

退院患者数
平成30年

退院患者数
令和元年

退院患者数
増減数

退院患者数
増減率(%)

外来患者数
平成30年

外来患者数
令和元年

外来患者数
増減数

外来患者数
増減率(%)

総数

1,834

1,864

30

1.6

60,040

59,585

△455

△0.8

注1)1日平均在院患者数=年間在院患者延数/当該年の年間日数
注2)1日平均外来患者数=年間外来患者延数/当該年の年間日数

2 病院の病床利用率及び平均在院日数

全病床における病床利用率は、79.0%であり、前年に比べ0.5ポイント増加している。
病床の種類別にみると、介護療養病床が91.2%で最も高く、次いで療養病床の87.1%となっている。
また、入院患者の平均在院日数は25.2日で、前年に比べ0.3日短くなっており、病床の種類別にみると、精神病床が303.7日で最も長く、次いで介護療養病床の186.8日となっている。

表2 病床の種類別にみた病床利用率及び平均在院日数

区分

病床利用率
平成30年

%

病床利用率
令和元年

%

病床利用率
対前年増減

平均在院日数
平成30年

平均在院日数
令和元年

平均在院日数
対前年増減

総数

78.5

79.0

0.5

25.5

25.2

△0.3

精神病床

82.2

82.2

-

304.3

303.7

△0.6

感染症病床

8.9

10.5

1.6

8.1

8.8

0.7

結核病床

33.1

33.2

0.1

59.3

63.8

4.5

療養病床

87.3

87.1

△0.2

163.6

153.8

△9.8

一般病床

74.8

75.8

1.0

15.4

15.4

-

介護療養病床

90.4

91.2

0.8

274.7

186.8

△87.9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注1)

病床利用率

注2)

平均在院日数

表3 病院報告・対全国比較

【病床利用率】
区分 千葉県 全国 1位・47位の都道府県及び数値 順位
総数 79.0 80.5

1位 沖縄県 86.6


47位 福島県 72.0

34位
精神病床 82.2 85.9

1位 岐阜県 90.7


47位 福島県 73.6

37位
感染症病床 10.5 3.8

1位 福井県 21.0


27位※1 北海道 0.1 

5位

結核病床 33.2 33.2

1位 奈良県 83.7


46位※2 富山県 8.3

16位
療養病床 87.1 87.3

1位 沖縄県 92.7


47位 岐阜県 78.0

21位
一般病床 75.8 76.5

1位 沖縄県 83.5


47位 福島県  69.6

27位
介護療養病床 91.2 90.7

1位 秋田県 98.6


47位 山梨県 56.5

21位
【人口10万対1日平均患者数】
区分 千葉県 全国 1位・47位の都道府県及び数値 順位
在院 749.0 978.2

1位 高知県 2107.8


47位 神奈川県 652.5

43位
新入院 29.8 35.8

1位 高知県 47.6


47位 埼玉県 25.6

46位
退院 29.8 35.8

1位 高知県 47.8


47位 埼玉県 25.6

46位
外来 952.0 1050.1

1位 高知県 1747.8


47位 神奈川県 814.3

40位

1感染症病床の都道府県比較については、16県が計上する数値が無いため、最下位は27位となる。

2結核病床の都道府県比較については、1県が計上する数値が無いため、最下位は46位となる。

 

【平均在院日数】

区分

千葉県

全国

1位・47位の都道府県及び数値

順位

総数

25.2

27.3

1位 高知県 44.2


47位 東京都 21.7

38位

精神病床

303.7

265.8

1位 山口県 437.9


47位 東京都 186.6

14位

感染症病床

8.8

8.5

1位 神奈川県 22.3


26位※1 広島県 1.8

9位

結核病床

63.8

64.6

1位 鹿児島県 160.9


46位※2 福井県 17.5

25位

療養病床

153.8

135.9

1位 富山県 204.6


47位 長崎県 88.2

10位

一般病床

15.4

16.0

1位 高知県 21.0


47位 愛知県 13.7

38位

介護療養病床

186.8

301.4

1位 山口県 581.5


47位 鳥取県 61.3

38位

1感染症病床の都道府県比較については、最下位が26位となる。

2結核病床の都道府県比較については、1県が計上する数値が無いため、最下位は46位となる。

注1)「千葉県順位」は、厚生労働省概況の「都道府県別統計表」の高い方から数えたものである。

ダウンロード/EXCELFILE

統計表1 二次保健医療圏・保健所・市区町村別にみた施設数及び人口10万対施設数(エクセル:26.2KB)

統計表2 二次保健医療圏・保健所・市区町村別にみた病床数及び人口10万対病床数(エクセル:28.4KB)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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