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更新日:令和5(2023)年6月9日
ページ番号:540180
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。
「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、令和3年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。
令和3年1月1日から令和3年12月31日
市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。
厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。
(1)表章記号の規約
(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。
(3)用語の解説
区分 |
実数 |
差 |
率 |
平均発生間隔 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|
令和3年(A) |
令和2年(B) |
令和3年 |
令和2年 |
令和3年 |
令和2年 |
||
出生 |
38,426 |
40,168 |
△1,742 | 6.3 |
6.6 |
13分41秒 | 13分6秒 |
死亡 |
65,244 |
62,118 |
3,126 | 10.7 | 10.1 |
8分4秒 | 8分28秒 |
乳児死亡 |
79 |
84 |
△5 | 2.1 | 2.1 |
110時間53分10秒 | 104時間17分9秒 |
新生児死亡 |
29 | 40 |
△11 | 0.8 | 1.0 |
302時間4分9秒 | 219時間0分0秒 |
自然増減 |
△ 26,818 |
△ 21,950 |
△4,868 |
△ 4.4 |
△ 3.6 |
- |
- |
死産 |
744 | 833 |
△89 |
19.0 | 20.3 |
11時間46分28秒 | 10時間30分59秒 |
周産期死亡 |
128 | 160 |
△32 | 3.3 | 4.0 |
68時間26分15秒 | 54時間45分0秒 |
婚姻 |
24,234 | 24,996 |
△762 | 4.0 | 4.1 |
21分42秒 | 21分2秒 |
離婚 |
9,011 | 9,187 |
△176 |
1.47 | 1.50 |
58分20秒 | 57分13秒 |
注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。
図1出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移
出生数は38,426人で前年より1,742人減少。
出生率は6.3で前年より0.3ポイント減少。全国の6.6を0.3ポイント下回った。
出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピ-クに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、令和3年は38,426人(全国811,622人)で、前年の40,168人(全国840,835人)より1,742人減少(全国29,213人減少)しました。
出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)6.3(全国6.6)で、前年の6.6(全国6.8)から0.3ポイント減少しました。また、全国の6.6を0.3ポイント下回りました。
母の年齢 |
平成28年 |
平成29年 |
平成30年 |
令和元年 |
令和2年 | 令和3年 | 29-28年 |
30-29年 |
令和元年-30年 |
令和2年-令和元年 | 令和3年-令和2年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総数 |
45,387 |
44,054 |
43,404 |
40,799 |
40,168 |
38,426 | △1,333 | △650 |
△2,605 |
△631 |
△1,742 |
~14歳 |
3 |
3 |
0 |
3 |
4 |
2 | 1 |
△3 |
3 |
1 |
△2 |
15~19 |
465 |
381 |
354 |
355 |
323 |
262 | △84 |
△27 |
1 |
△32 |
△61 |
20~24 |
3,538 |
3,329 |
3,398 |
3,158 |
2,837 |
2,439 | △209 |
69 |
△240 |
△321 |
△398 |
25~29 |
11,144 |
11,067 |
10,654 |
10,062 |
10,298 |
9,887 | △77 |
△413 |
△592 |
236 |
△411 |
30~34 |
16,663 |
16,348 |
16,056 |
15,065 |
14,820 |
13,978 | △315 |
△292 |
△991 |
△245 |
△842 |
35~39 |
10,826 |
10,245 |
10,340 |
9,554 |
9,554 |
9,403 | △581 |
95 |
△786 |
0 |
△151 |
40~44 |
2,663 |
2,610 |
2,518 |
2,521 |
2,267 |
2,359 | △53 |
△92 |
3 |
△254 |
92 |
45~49 |
79 |
70 |
78 |
79 |
64 |
94 | △9 |
8 |
1 |
△15 |
30 |
50歳~ |
6 |
1 |
6 |
2 |
1 |
2 | △5 |
5 |
△4 |
△1 |
1 |
不詳 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 | 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
注)平成29年以前の値は報告漏れを反映したものではありません。
母の年齢 |
~14歳 |
15~19 |
20~24 |
25~29 |
30~34 |
35~39 |
40~44 |
45~49 |
50歳~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構成割合 |
0.0% |
0.7% |
6.3% |
25.7% |
36.4% |
24.5% |
6.1% |
0.2% |
0.0% |
合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに平成16年から上昇し、平成22年以降はほぼ横ばいで推移しています。
令和3年は1.21で、令和2年1.27より0.06ポイント減少しました。全国の合計特殊出生率は1.30であり、千葉県は44位となっています。(表6)
死亡数は65,244人で前年より3,126人増加。
死亡率は10.7で前年より0.6ポイント増加。全国の11.7を1.0ポイント下回った。
死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、令和3年は、65,244人(全国1,439,856人)で前年の62,118人(全国1,372,755人)で、3,126人増加(全国67,101人増加)しました。(表5)
死亡率(人口千対)は10.7(全国11.7)で、前年の10.1(全国11.1)から0.6ポイント増加しました。また、全国の11.7を1.0ポイント下回りました。
死因順位をみると、第1位は悪性新生物(死因構成割合27.3%)、第2位は心疾患(15.6%)、第3位は老衰(9.8%)(全国(1)悪性新生物(26.5%)(2)心疾患(14.9%)(3)老衰(10.6%))となっています。
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、52.7%(全国52.0%)となっています。
区分 |
千葉県 |
全国 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
死因 |
令和3年 |
令和2年 |
令和3年 |
|||
死亡数 |
構成 割合 |
死亡数 |
構成 割合 |
死亡数 |
構成 割合 |
|
1悪性新生物 |
17,808 | 27.3 |
17,709 |
28.5 |
381,505 |
26.5 |
2心疾患 |
10,167 | 15.6 |
9,663 |
15.6 | 214,710 | 14.9 |
3老衰 |
6,394 | 9.8 | 5,758 |
9.3 |
152,027 |
10.6 |
4脳血管疾患 |
4,667 | 7.2 |
4,555 |
7.3 | 104,595 | 7.3 |
5肺炎 |
3,636 | 5.6 |
3,953 |
6.4 | 73,194 | 5.1 |
6誤嚥性肺炎 |
2,062 | 3.2 |
1,695 |
2.7 |
49,488 | 3.4 |
7不慮の事故 |
1,412 | 2.2 |
1,425 |
2.3 | 38,355 | 2.7 |
8腎不全 |
1,138 | 1.7 | 1,065 |
1.7 |
28,688 | 2.0 |
9高血圧性疾患 | 980 | 1.5 | 935 | 1.5 | 10,223 | 0.7 |
10自殺 | 978 | 1.5 | 1,050 | 1.7 | 20,291 | 1.4 |
11間質性肺炎 | 939 | 1.4 | 833 | 1.3 | 20,774 | 1.4 |
12血管性及び詳細不明の認知症 |
856 | 1.3 | 807 |
1.3 |
22,343 | 1.6 |
13大動脈瘤及び解離 | 854 | 1.3 | 848 | 1.4 | 19,351 | 1.3 |
14肝疾患 | 796 | 1.2 | 732 | 1.2 | 18,017 | 1.3 |
15糖尿病 | 757 | 1.2 | 747 | 1.2 | 14,356 | 1.0 |
16慢性閉塞性肺疾患 | 711 | 1.1 | 673 | 1.1 | 16,384 | 1.1 |
17アルツハイマ―病 |
694 | 1.1 |
624 |
1.0 | 22,960 |
1.6 |
その他 |
10,395 | 15.9 |
9,046 |
14.6 |
232,595 | 16.2 |
計 |
65,244 | 100.0 |
62,118 |
100.0 |
1,439,856 | 100.0 |
※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
図4主な死因の年次推移
乳児死亡数は79人で前年より5人減少。
乳児死亡率は2.1で前年と同様であった。全国の1.7を0.4ポイント上回った。
乳児死亡数は、79人(全国1,399人)で、前年の84人(全国1,512人)より5人減少しました。
乳児死亡率(出生千対)は2.1(全国1.7)で、前年の2.1(全国1.8)と同様でした。また、全国の1.7を0.4ポイント上回りました。
(表5・表6)
死産数は744胎で前年より89胎減少。
死産率は19.0で前年より1.3ポイント減少。全国の19.7を0.7ポイント下回った。
死産数は、744胎(全国16,277胎)で、前年の833胎(全国17,278胎)より89胎減少(全国1,001胎減少)しました。
死産率[出産(出生数+死産数)千対]は19.0(全国19.7)で前年の20.3(全国20.1)から1.3ポイント減少しました。また、全国の19.7を0.7ポイント下回りました。
婚姻件数は24,234組で前年より762組減少。
婚姻率は4.0で前年より0.1ポイント減少。全国の4.1を0.1ポイント下回った。
婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、令和3年は、24,234組(全国501,138)で、前年の24,996組(全国525,507組)より762組減少(全国24,369組減少)しました。
婚姻率(人口千対)は、4.0(全国4.1)で、前年の4.1(全国4.3)から0.1ポイント減少しました。また、全国の4.1を0.1ポイント下回りました。
なお、平均初婚年齢は夫31.3歳(全国31.0歳)、妻29.7歳(全国29.5歳)です。(令和2年 夫31.3歳 妻29.6歳(全国 夫31.0歳 妻29.4歳))
(表5・表6)
離婚件数は9,011組で前年より176組減少。
離婚率は1.47で前年より0.03ポイント減少。全国の1.50を0.03ポイント下回った。
離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、令和3年は9,011組(全国184,384組)で、前年の9,187組(全国193,253組)のより176組減少(全国8,869組減少)しました。
離婚率(人口千対)は、1.47(全国1.50)で前年の1.50(全国1.57)から0.03ポイント減少しました。また、全国の1.50を0.03ポイント下回りました。
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