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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年7月11日

ページ番号:16357

羽田空港の騒音軽減策等について(平成27年6月5日)

発表日:平成27年6月5日

千葉県総合企画部空港地域共生課

「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」では、国土交通省に対し、騒音軽減策等の検討・実施を求めているところですが、本日開催された連絡協議会において、国土交通省から以下のとおり説明があり、連絡協議会から意見を述べました。

国土交通省からの説明内容

1南風好天時における北側ルートの高度引き上げについて

平成26年3月6日から試行運用を行ったが、技術面・安全面について特段の問題がないことを確認し、本年4月2日から本運用を開始した。

更なる高度引き上げに関しては、南側ルートや成田空港離着陸機との安全間隔の確保等、課題が多いが、引き続き、中・長期的に、騒音軽減のための可能な方策について検討を行う。

2富津沖海上ルートの運用結果

平成26年度の運用比率は20.1%であった。

当該ルートの運用は気象状態に左右されるが、実施可能な状況下においては原則実施しており、今後も陸域への騒音軽減に努めたい。

3首都圏全体における騒音分担について

首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会の概要、各関係自治体との協議状況、今後の進め方等について説明。

4空港運用・環境に係る情報提供について

国のホームページ等において、拡充・改善を段階的に図っていく。

連絡協議会としての意見

1南風好天時における北側ルートの高度引き上げについて

騒音軽減策として十分であるとは言えず、中・長期的に取り組まれるものも含め、更なる騒音軽減に向けて、可能な方策を早急に検討し、出来る限り前倒しで実施する必要がある。

2富津沖海上ルートの運用結果について

想定運用比率25%を下回った原因を究明し、早期達成を図ってもらいたい。

3南風悪天時の運用について

南風悪天運用が多かったこと等により、苦情が増加しており、騒音軽減に向けた対策の検討・実施を早期に求める。

その他

1新たな部会設置について

県からの提案により、羽田空港の機能強化策に関する国からの説明の受け皿となる新たな部会設置を検討することとなった。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部空港地域共生課羽田空港騒音対策室

電話番号:043-223-2283

ファックス番号:043-224-8250

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