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更新日:令和6(2024)年9月6日
ページ番号:316289
料理してみよう
タカベを使った「なめろう」と「さんが焼き」を紹介します。アジを使ったものが有名ですが、どんな魚でも作れます。
おっと言い忘れましたが、今回は私、「さかな好き父さん」の手下「父さん2号」が紹介いたします。
1.知り合いから館山産のタカベをいただきました(写真は10尾298円で売っていたスーパーのもの)。タカベは夏場に脂が乗って刺身や塩焼きで美味しく食べられるのですが、今の時期は食べ方に一工夫を加えましょう。 |
2.はじめに鱗を取ります。水を流しながらでも良いのですが、桶に水を溜めて水中で取ると鱗が全く飛び散りません。 |
3.続いて3枚におろします。通常は頭を切り、内臓を取り出してから身を3枚にするのですが、タカベやアジなどの小型の魚は、いきなり3枚におろすことも可能です。慣れれば効率もよく、まな板も汚れにくいですよ。 |
4.包丁を尾の近くから入れ、骨に沿って頭の方へ進めて行きます。この時、包丁の刃で常に中骨を感じながら切っていくのがコツ。包丁は小型の出刃が使いやすいのですが、別にどんなものでもOKです。ただし、よく切れる状態にしておかないと身がグチャグチャになってしまいます。 |
5.胸鰭のところまで進んだら、写真のように上から斜めに切ります。すると・・・ |
6.ほら!うまく身がはがれました。 |
7.続いて、身をひっくり返し、同じように尾の方から頭に向かって包丁を滑らせていきます。 |
8.反対側と同様に胸鰭のところまで進んだら、上から斜めに切れば・・・ |
9.チャーン!3枚おろしの完成です!なお、頭の付いた身は今回は使用しません。 |
10.続いて、身に付いている小骨を取って行きます。まずは腹骨から。身の中心の方から包丁を入れ、表面に付いている骨を削ぎます。多少身が付いたって気にしない気にしない。 |
11.続いて、皮を取ります。指で剥がしてもよいのですが、今回は包丁を使った自己流で。写真のように尾を右側にして左手親指で尾の先を押さえます。包丁の刃を指で押さえた場所の少し左に入れ、まな板の上を滑らせるイメージで頭の方向に進めて行きます。この時、包丁とまな板の角度を一定にして、ゆっくりとジグザグに動かしながら包丁を進めていくとうまく行きやすいかも。 |
12.きれいに皮が取れました。そうしたら、身の真ん中の赤い部分に骨がありますので最後にこの骨を取り除きましょう。 |
13.写真のように身のど真ん中をどちらかに少しずらすようにして身を切ります。 |
14.続いて、どちらかの身に骨が残っているので(写真では左)、骨が残っている身の骨の部分(幅2~3mm位)を取り除きます。これで魚の下処理が終了。頑張って食べる量だけさばきましょう! |
15.味噌、薬味類(今回はワケギと大葉とショウガ)を用意します。味噌は甘いもの塩辛いもの、白、赤などお好みで。薬味は今回は手に入りませんでしたがミョウガやシソの実なども合いますよ。 |
16.先程、苦労してさばいたタカベの身を包丁で叩きます。軽くリズムよくトントン、トントン! |
17.ある程度叩いたら、味噌と薬味を加えてさらにトントン叩きましょう。なお、味噌と薬味の量はお好みですが、あまり多く入れると魚の味が消えてしまいます。 |
18.完成。これが「なめろう」です。お疲れ様でした!って、ずおっといけない、今回はこれで終了ではございません。 |
19.もう一品。ここからの発展形「さんが焼き」を作りましょう。「なめろう」をスプーンで適量取って、大葉で包みます。 |
20.今回は大葉が足りなくなってしまったので、焼き海苔でも包んでみました。 |
21.フライパンに少量の油をひき、並べて焼きましょう。中火で片面2分程度焼けばOK。 |
22.今度は本当に完成です。「なめろう」はワサビ醤油を垂らしてから暖かいごはんの上に乗せてハフハフ言いながらいただきましょう。「さんが焼き」は、ワサビ醤油はもちろん、おろしポン酢、ウスターソース、マヨネーズ、ケチャップなど何にでも合いますのでお好みで。そうそう、大葉の代用品の焼き海苔バージョンも美味しゅうございました。また、今回は作りませんでしたが、「なめろう」を団子にして汁にしても美味しいですよ。 |
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