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乳腺外来診療案内

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乳腺外来のご案内(PDF:383.9KB)

  • 乳腺外来のご案内

業務案内

乳がん治療について

最近では乳がんは局所的な病気ではなく、全身的な病気という考え方が主流であり、この考え方に基づいて治療を行っております。

診断

乳房超音波・マンモグラフィー・細胞診を行い、確実な診断を行います。

乳房温存手術

当院の温存手術の基準(大きさが3センチ以下、単発、その他)に照らして乳房温存手術を行います。手術後は再発を防ぐため、原則として放射線療法を25日間行います。なお、大きさが3センチを超えた方でも温存手術を強く希望される場合には、術前化学療法併用による方法も考慮します。また、手術法の工夫により温存手術の適応が得られる場合もあります。

乳房再建手術

乳房温存手術の適応から外れた方で乳房の再建を強く希望される場合、乳房再建手術を検討します。適応は原則として治癒切除が行われた方が対象です。再建手術の時期ですが、乳房切除から何年であっても構いません。乳房切除と同時に行う一期的乳房再建は原則として行いません。当院の方法はおなかの筋肉と脂肪を利用するTRAM弁乳房再建です。この手術は千葉大学付属病院形成外科の応援を得て行いますので、日程を調整する必要があります。ご希望の方は外来にてご相談ください。

術後抗がん剤投与

当院の基準に照らして行います。

ホルモン療法

乳がんの種類によっては女性ホルモンによって増殖する種類がありますが、そうした場合は年齢に応じたホルモン療法を行います。

再発乳がんに対して

肝臓、肺などへの臓器再発の場合は化学療法を行いますが、転移の仕方によってはまず手術により転移巣を摘出してから比較的副作用の少ない化学療法を行うこともあります。骨転移に対しては放射線療法を行いますが、副作用も少なく、数回の施療で痛みも緩和していきます。

術前化学療法について

当院ではあらかじめ術後化学療法の効果を知るためや乳房温存手術の可能性を高めるために、一定以上進んだ乳がんの方には術前化学療法を推奨しています。

外来診療

非常勤医師2名体制で担当します。

木谷 哲(火曜日)

【資格など】

  • 日本乳癌学会乳腺専門医

  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

  • 検診マンモグラフィ読影認定医(B判定)

  • 日本医学放射線学会放射線治療専門医

  • 日本緩和医療学会緩和認定医

  • 日本核医学会PET核医学認定医

  • 日本オンコプラスティックサージャリー学会責任医師

  • 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医

近藤 亮一(水曜日)

【資格など】

  • 日本外科学会外科専門医

  • 日本臨床外科学会評議員

  • 日本乳癌学会乳腺専門医

  • マンモグラフィ検診精度管理中央委員会読影医(A判定)

入院診療

一部入院診療も行っておりますが、症状によっては専門医療機関を紹介させていただく場合もございます。