栄養科
当科の特徴
当院は入院時食事療養(I)の届け出を行っており、入院基本料の栄養管理体制を整備し、適時適温で給食を提供しています。栄養科では、病棟担当の管理栄養士を決め、入院中の患者様一人一人に合わせた栄養管理を行っており、入院生活を快適に送っていただくために、一人一人の状況に合わせた食事を提供できるようにしています。また、各種の原因により経口で食事を摂れない場合などは、薬剤部から高カロリー輸液を提供することで栄養分を確保することもあります。
この他に、栄養サポートチーム、摂食嚥下委員会、褥瘡対策委員会などに参加し、早期退院に向け多職種で協働しています。
主な業務
栄養指導
医師の指示に基づき、入院・外来の個別指導を予約制で行っています。生活の質を維持向上させるためには適切な食事療法の継続が必要です。
栄養科では、糖尿病、高血圧、腎臓病、消化管術後、貧血の方など、食事療法が長く継続できるように、それぞれの病状や状況に合わせた指導を行っています。また、患者様だけでなく、食事の準備を担当される方にも一緒に指導を行っています。
給食管理
加算の対象になる特別治療食のほかに、いろいろな病気に対応できるように、多くの食種を設定しています。抗がん剤治療などにより食欲が無いときに対応する「さわやか食」、噛むことや飲み込むことに問題があるときに対応する「嚥下評価食」や「ソフト食」などがあります。
給食業務
給食業務は、プロポーザル方式で選定した株式会社LEOCに、令和3年4月より3年契約で業務委託しています。
普通食では選択食を導入しているほか、毎月行事食を提供し、カードを添付するなど、入院生活の潤いになるように食事を提供しています。
スタッフ紹介
病院スタッフ
当科では、管理栄養士7名(常勤3名、非常勤4名)、栄養士1名(非常勤)の合計8名のスタッフで業務を行っています。(2022年10月時点)
- 管理栄養士:常勤3名、非常勤4名
- 栄養士:非常勤1名
- NST専門療法士1名
委託業者スタッフ
人数は固定されておりませんが、概ね下記のとおりのスタッフで給食業務を担当しています。(2022年10月時点)
- 管理栄養士:常勤3名
- 栄養士:常勤2名
- 調理師:常勤2名
- 調理員:常勤9名
- 洗浄員:非常勤3名