平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の概要(千葉県速報値)
発表日:平成28年10月28日
千葉県教育庁教育振興部
指導課生徒指導・いじめ対策室
電話:043-223-4054
本調査は,児童生徒の生徒指導上の諸問題の現状を把握し,今後の施策の推進を目的に毎年実施されている文部科学省所管の統計調査です。
本概要は,暴力行為,いじめ,長期欠席,公立高等学校の中途退学,自殺に関する平成27年度調査の本県分(千葉市を含む)を取りまとめたものです。
※平成29年3月11日更新:文部科学省による確定値の公表を受け、本県における調査結果を公表します。
1調査項目及び対象
(1)暴力行為
(2)いじめ
(3)小学校及び中学校における長期欠席の状況等
(4)高等学校における長期欠席の状況等
(5)高等学校における中途退学者数等の状況
(6)自殺
2調査対象期間
- 平成27年4月1日から平成28年3月31日までの1年間
3調査結果の概要
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は3,518件で,前年度の3,557件より39件減少。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は29,376件で,前年度の25,811件より3,565件増加。
- 小学校における長期欠席児童数は3,821人で,全児童に対する割合は1.21%である。長期欠席児童の中で不登校を理由としている児童数は1,233人で,前年度の1,158人より75人増加し,全児童に対する割合は0.39%で0.03ポイント増加。中学校における長期欠席生徒数は6,276人で,全生徒に対する割合は4.06%である。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は4,160人で,前年度の3,963人より197人増加し、全生徒に対する割合は2.69%で0.13ポイント増加。
- 高等学校における長期欠席生徒数は3,449人で,前年度の3,676人より227人減少。全生徒に対する割合は3.32%で前年度より0.21ポイント減少。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は2,604人で前年度の2,939人より335人減少し,全生徒に対する割合も2.51%で0.31ポイント減少。
- 高等学校の中途退学者数は1,304人で,前年度の1,477人より173人減少し,年度当初の在籍者数に占める割合は1.2%であり,前年度の1.4%より0.2ポイント減少。
- 小・中・高等学校における自殺者数は8人(小0人,中4人,高4人)である。
※詳細については,「平成27年度調査結果資料全文(統計表付き)」をご覧ください。
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