平成29年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の概要
発表日:平成30年10月25日
千葉県教育庁教育振興部
児童生徒課
電話:043-223-4054
本調査は,児童生徒の生徒指導上の諸課題の現状を把握し,今後の施策の推進を目的に毎年実施されている文部科学省所管の統計調査です。
本概要は,暴力行為,いじめ,長期欠席,公立高等学校の中途退学,自殺に関する平成29年度調査の本県分(千葉市を含む公立学校)を取りまとめたものです。
1調査項目及び対象
(1)暴力行為
(2)いじめ
- 県内全公立小・中・義務教育・高等学校及び特別支援学校
(3)小学校及び中学校における長期欠席の状況等
(4)高等学校における長期欠席の状況等
(5)高等学校における中途退学者数等の状況
(6)自殺
2調査対象期間
- 平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間
3調査結果の概要
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は4,346件で,前年度の3,736件より610件増加。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は35,833件で,前年度の31,617件より4,216件増加。
- 小学校における長期欠席児童数は4,060人で,全児童に対する割合は1.30%である。長期欠席児童の中で不登校を理由としている児童数は1,606人で,前年度の1,456人より150人増加し,全児童に対する割合は0.51%で0.05ポイント増加。中学校における長期欠席生徒数は6,784人で,全生徒に対する割合は4.47%である。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は4,637人で,前年度の4,191人より446人増加し、全生徒に対する割合は3.06%で0.33ポイント増加。
- 高等学校における長期欠席生徒数は3,249人で,全生徒に対する割合は3.14%である。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は2,616人で前年度の2,658人より42人減少し,全生徒に対する割合も2.53%で0.02ポイント減少。
- 高等学校の中途退学者数は1,346人で,前年度の1,332人より14人増加し,年度当初の在籍者数に占める割合は1.29%であり,前年度の1.27%より0.02ポイント増加。
- 小・中・高等学校における自殺者数は13人(小1人、中6人、高6人)
※詳細については,「平成29年度調査結果資料全文(統計表付き)」をご覧ください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
報道発表用記事