令和4年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の概要
発表日:令和5年10月5日
千葉県教育庁教育振興部
児童生徒安全課
電話:043-223-4054
本調査は,児童生徒の生徒指導上の諸課題の現状を把握し,今後の施策の推進を目的に毎年実施されている文部科学省所管の統計調査です。
本概要は,暴力行為,いじめ,長期欠席,高等学校の中途退学,令和4年度調査の本県分(千葉市を含む公立学校)を取りまとめたものです。
1調査項目及び対象
(1)暴力行為
(2)いじめ
- 県内全公立小・中・義務教育・中等教育・高等学校及び特別支援学校
(3)小学校及び中学校における不登校等の状況
(4)高等学校における不登校等の状況
(5)高等学校における中途退学者数等の状況
(6)自殺
2調査対象期間
- 令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年間
3調査結果の概要
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は6,840件で,前年度の5,090件より1,750件増加。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は52,720件で,前年度の51,478件より1,242件増加。
- 小学校における長期欠席児童の中で、不登校を理由としている児童数は4,600人で,前年度の3,583人より1,017人増加し,全児童に対する割合は1.53%で0.35ポイント増加。中学校における長期欠席生徒の中で、不登校を理由としている生徒数は7,482人で,前年度の6,368人より1,114人増加し、全生徒に対する割合は5.09%で0.79ポイント増加。
- 高等学校における長期欠席生徒の中で、不登校を理由としている生徒数は2,816人で前年度の2,270人より546人増加し,全生徒に対する割合も3.09%で0.68ポイント増加。
- 高等学校の中途退学者数は859人で,前年度の909人より50人減少し,年度当初の在籍者数に占める割合は0.93%であり,前年度の0.96%より0.03ポイント減少。
※詳細については,「令和4年度調査結果資料」をご覧ください。
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