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更新日:令和6(2024)年1月22日
ページ番号:314140
ちばの「食文化の華」と言えば房総の太巻き祭りずしです。
おいしさもさることながら、その文様のすばらしさが最大の魅力です。
太巻き祭り寿司の由来は、200年位前、ずいき(さといもの茎)を甘辛く煮て芯にしたものが始まりといわれています。また、紀州方面から漁法やしょうゆ製造技術など様々な文化とともに、大きな握り飯を作る習慣が伝わり、それがやがて太い巻物に変わってきたという説もあるようです。
太巻き祭り寿司
太巻き祭り寿司には汗水たらして大変な苦労の末に収穫した米をおいしく、美しく巻きあげて喜んでもらうという先人の知恵と技術、そして「おもてなし」の心が宿っています。
房総の太巻き祭り寿司は全国に誇ることができるちばの生んだ食文化なのです。
しかし、今では、郷土料理やいわゆる「おふくろの味」と呼ばれる手作り料理が食卓に上がる回数が減り、食文化が伝承される機会も少なくなってきています。行事にあわせて郷土料理をみんなで作ったり、食卓を囲んだりすることは家族や地域のきずなを強め、やさしさや思いやりの心をはぐくむことにもつながります。
わたしたちの住む地域の食文化や郷土料理を知り、先人のパワーを後世に伝えていきたいものです。
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