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更新日:令和6(2024)年1月22日
ページ番号:314134
高村光太郎(1883~1956年)
明治~昭和期の彫刻家・詩人
高村光雲の子。東京の生まれ。精神を病んだ妻の智恵子を愛し、妻の病気静養の地として、千葉県九十九里浜を選び生活させた。詩集に『道程』『智恵子抄』などがある。
右の「道程」は、有名な詩なので出会った人もあるかと思います。詩の書き出しで光太郎は、「僕の前に道はない」「僕の後ろに道はできる」と言っています。
初めから自分の生き方や人生は決定しているものではなく、自分から一歩を踏み出すことによって、生き方や進路という道が自然と開けていくというメッセージなのです。
あなたは、「自分らしさ」について、考え悩むこともあるかもしれません。
チャレンジして失敗することがあるかもしれません。
しかし、考え悩むより、何もしないで失敗を恐れるより、行動する勇気を持って一歩を踏み出してください。
そのとき、きっとまわりの人もあなたを後押ししてくれることでしょう。
そして、そこには明日の新しいあなた自身が存在しているのです。
道程<高村 光太郎>
僕の前に
道はない
僕の後ろに
道は出来る
ああ
自然よ
父よ
僕を
一人立ちにさせた
広大な父よ
僕から目を離さないで
守る事をせよ
常に
父の気魄を僕に充たせよ
この遠い
道程のため
この遠い道程のため
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