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更新日:令和4(2022)年3月24日
ページ番号:9458
本県の沿岸域には、アラメ・カジメ・ガラモ(モク類)を中心とした豊かな「藻場」が広がっており、磯根漁業を支えるアワビ、イセエビなどの漁場として、また、水産生物の産卵場や稚魚の育成場として重要な役割を果たしています。
しかし、近年、季節的な消長や台風、時化等の影響による一時的なものではなく、長期間にわたって藻場が消失する現象が確認されています。
そこで県では、藻場の現状を把握するとともに、地区の漁業者を主体とする藻場の保全・回復に向けた取組の目標や進め方、効果的な対策例等を取組指針として取りまとめました。
東京湾のうち、アラメ、カジメ等の大型海藻が繁茂する富津岬から平砂浦海岸までの「内房海域」(富津市、鋸南町、南房総市、館山市の4市町)の範囲。
岩礁全体が藻場に覆われていたとされる平成20年頃の状態を藻場のあるべき姿として、地区ごとに藻場の保全・回復を目指します。
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