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更新日:令和6(2024)年9月11日
ページ番号:450802
千葉県営水道では定期的な水質調査を実施し、水源の状況を監視しています。また、水源の水質保全を推進する協議会などに参加し、関係機関と連携して水質改善を進めていきます。
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水源水質調査の様子
水質計器による常時監視や水質検査の実施により原水水質をしっかりと把握し、的確な浄水処理を実施します。
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浄水場での水質検査の様子
千葉県営水道では現在、柏井浄水場東側施設、福増浄水場、ちば野菊の里浄水場の3浄水場に高度浄水処理を導入しています。
このほかの浄水場については原水の水質状況に応じた粉末活性炭注入等により安全でおいしい水道水の供給に努めています。
栗山浄水場の浄水機能をちば野菊の里浄水場へ移転し、併せて高度浄水処理の導入を進めていきます。
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「ちば野菊の里浄水場(第2期)施設整備事業」について
高度浄水処理とは
通常の浄水処理では、沈でん池からろ過池を通して、水をきれいにしています。高度浄水処理では、通常の浄水処理に加えてオゾン接触池と活性炭吸着池を通すことで、色やにおいのもととなる原因物質を取り除いています。
水道水の安全性をより確実なものとするため、水安全計画を毎年度見直します。水源から蛇口までのあらゆる過程において、自然災害や水質事故などの水道水質に影響を及ぼすリスクへの対応方法をあらかじめ整備するなどリスクへの対応を強化します。
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水安全計画について
新型コロナウイルス感染症の影響下においても安全でおいしい水を供給するため、感染症拡大時には職員等の分散配置を行います。運転管理業務の従事者及び経験者をリスト化し、感染によって人員が不足する浄・給水場への応援体制を整えます。
水質検査計画を毎年度見直します。国が定めた水道水質基準項目だけでなく、独自に設定した項目を対象とした水質検査を実施し、安全性を確認します。
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水質検査計画について
水のQ&Aその8水道水の安全を守る「水質基準」ってなんなの?
適正な水質検査体制を維持していくため、水道GLPの認定の更新や水質検査機器の計画的な更新整備を行っていきます。
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水質センターによる水道GLP認定の取得
水質自動監視装置は、残留塩素濃度、濁度、色度、pH値、電気伝導率、水温、水圧の全7項目を常時測定しています。配水区域62ブロックに1台ずつ設置して、水質の常時監視を行いながら、安全でおいしい水道水の供給に取り組んでいます。
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水のQ&Aその15千葉県営水道ではどのように水質管理をしているの?
上:水質センターでの水質検査の様子
中央:水道GLP認定証
下:水質自動監視装置
管路には、法定耐用年数を超えても十分に使用できるものがあるため、県営水道独自の目標使用年数を定め、老朽度や重要度等を考慮した更新優先順位を決定し、計画的な更新及び耐震化を進めます。
管路に異常がないか巡回して確認するほか、バルブ等の設備の保守点検を適切に行います。併せて、計画的な管内洗浄を実施し、赤濁水等の発生を防ぎ、安全でおいしい水を供給していきます。
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配水管の布設替えの様子
集合住宅やホテル、病院等に設置されている貯水槽水道において、安全でおいしい水をご利用いただくためには、貯水槽施設の適正管理が重要です。県営水道では、無料の巡回サービス(啓発及び希望者への点検等)により 貯水槽設置者への適正管理に向けた指導・助言を行います。
貯水槽施設の設置者に対して、貯水槽の規模や使用状況に応じて、安全でおいしい水をそのまま蛇口までお届けできる直結給水への転換を促進します。
貯水槽の点検の様子
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「貯水槽水道地域巡回サービスについて」
給水方式について
水道水は、病原菌などに汚染されず、衛生的かつ安全でなければなりません。そのため、水道水は必ず塩素消毒し、蛇口における残留塩素濃度を0.1mg/L以上とすることが水道法令※で定められています。
※水道法第22条及び水道法施行規則第17条第3号
その一方で、残留塩素濃度が高いと、水道水のおいしさを損なうとも言われています。そこで、お客様が塩素のにおいを感じずにおいしく水道水を飲めるよう、残留塩素の低減化を推進します。残留塩素の低減化では、順次配水区域毎に低減化試験を実施し、安全性を確認した上で、浄・給水場で注入する塩素の量を減らしていきます。
残留塩素の低減化試験
残留塩素の低減化試験は、残留塩素の低減を行う前に、浄・給水場で注入する塩素注入量を一時的に減らし、配水区域末端の残留塩素濃度を連続的に測定することで、水道水の安全性が確保されていることを確認する試験です。
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塩素を浄水場・給水場で一括注入する方式(浄水場から最も塩素が届きにくい地点を目標に塩素管理する方式)に、複数の地点で塩素をきめ細かに注入する方式を導入することで、浄・給水場における初期塩素注入量を低減して、給水区域全体の残留塩素濃度の平準化・低減化を図ります。
これまでに、誉田給水場(平成25年度)、船橋給水場(平成30年度)、姉崎分場(令和元年度)に多点注入方式を導入しました。
塩素多点注入方式のイメージ
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