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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > おいしい水づくりオフィシャルサイト|企業局 > 水のQ&Aトップページ > その4水道水の原料。「水源」が汚れているから不安なんだけど?
更新日:令和6(2024)年5月22日
ページ番号:333719
お客様へのアンケートの結果、水道水の安全性に不安を感じる方(9.7%)のうち、そう感じる理由として「水源(河川・湖沼・地下水など)が汚れているから」と回答した方は28.0%でした。
今回は、「水源が汚れている」ことで、不安を感じるお客様にお答えします!
※R5年度第1回インターネットモニターアンケート「安全でおいしい水」についてより
千葉県営水道の水源は、ほとんどが「利根川水系(江戸川、利根川、印旛沼)」に依存しています(約9割)。
また、県内の水源としては、「養老川水系(養老川:高滝ダム湖)」から取水しています(約1割)。
くわしくは「千葉県営水道の水源」へ
千葉県営水道が利用している「水源」のうち、湖や沼(印旛沼、高滝ダム湖)の水質は、全国的に見ても汚れの度合いが高いのが特徴です。河川(利根川、江戸川)の水質は、湖や沼(印旛沼、高滝ダム湖)と比べ、汚れの度合いが低いものの、良好とはいえないのが現状です。
分類 |
水域 |
項目 |
平均値(mg/L) |
---|---|---|---|
河川 |
江戸川下流 |
BOD |
4.4 |
河川 | 利根川下流 |
BOD | 1.8 |
湖と沼 |
印旛沼 |
COD |
10 |
湖と沼 | 高滝ダム湖 |
COD | 6.6 |
BODは河川の水の汚れの程度を示す数値、CODは湖や沼の汚れを示す数値で、どちらも数値が大きくなるほど汚れています。
参考:令和3年度公共用水域水質測定結果(令和5年1月:環境省水・大気環境局)より
残念ながら汚れている「印旛沼」や「高滝ダム湖」の水を、これまでの浄水方法で処理しても、におい等が残ってしまうという問題がありました。
この問題に対応するため、千葉県営水道では全国に先駆けこれまでの浄水方法に、「オゾン」と「粒状活性炭」の処理を加えた、「高度浄水処理」施設を設置するなど、においのない「安全」で「おいしい水」をつくりお客様に日々供給していますので、ご安心ください。
なお、「高度浄水処理」施設を設置していない浄水場でも、「粉末活性炭」処理を行っています。
「高度浄水処理」施設は、「印旛沼」を水源とする柏井浄水場(東側施設)、「高滝ダム湖」を水源とする福増浄水場、「江戸川」を水源とし、平成19年10月に稼働した「ちば野菊の里浄水場」で導入しています。
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