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水質センターによる水道GLP認定の取得

水道水は、日々の生活で欠かすことのできない大切なものです。
千葉県営水道では、皆様に安全な水道水を安心して使っていただくため、200項目以上の水質検査を行っています。
当局の水質管理体制の中枢を担う水質センターでは、水源水質の調査や監視、水源の水質汚染事故への対応、各浄水場の原水から給水栓にいたる水質基準項目等の水質検査、水質管理に係る調査研究、その他水質的な問題が生じた場合の対応等を行っており、これらの結果や情報等を浄水処理に反映させています。
この度、検査精度の更なる拡充・強化を図るため、水質センターでは水道水質基準全項目を対象とした水道GLP（水道水質検査優良試験所規範）の認定を平成24年8月28日に取得し、令和3年3月28日に更新しました。
今後とも、水道水の安全・安心に対するお客様の信頼を得られるよう、検査体制のより一層の強化に努めてまいります。

認定証

水道GLPについて

検査の信頼性の確保策として、優良試験所規範（Good Laboratory Practice（略してGLP））の考え方が各分野で導入されています。
国内の水道の水質検査機関に関しては、日本水道協会により平成16年9月に水道GLPが制定されるとともに、認定審査が実施されているところです。
なお、認定の基準は、申請者の水質検査機関の品質管理システムが水道GLPに適合し、対象の水質検査項目に係る測定体制が整備され、各検査項目の定量下限値及び測定精度が確保されるとともに、当該水質検査機関が受けた技能試験の結果が良好であることとされています。