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更新日:令和6(2024)年2月29日
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容器やタオル等に付着した銅イオンは、石けんや湯あかに含まれる脂肪酸と反応すると、水に溶けない青色をした銅石けんを作ります。これが容器、タオル等を青く染める原因です。
銅は、湯沸器、給湯管や一部の給水管に使われていて、銅の内面が新しい時に溶け出しやすく、水を長期間通すことによって酸化銅の被膜が形成されて、溶け出しにくくなります。酸化銅の被膜は、一般的に数週間から数か月で形成されますが、遊離炭酸の高い水では形成されにくいこともあります。また、湯沸器等では、水温が高く、滞留している間に銅が水に溶け出しやすくなっています。
銅はほとんど毒性がないか、極めて少ないとされております。また、銅は人体に必要な成分の一つであり、「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると、銅の推奨量は1日あたり0.3~1.0mgなので、微量濃度を摂取しても健康への悪影響はありません。
容器やタオル等が青く着色しないようにするためには、石けんや湯あかが残らないようにこまめに手入れをすることが大切です。
着色してしまった場合は、以下の方法を試してみてください。
食酢を10倍に薄めて70~80℃に加温し、タオルを浸すと数秒で脱色するので、その後きれいな水で十分にすすいでください。ただし、この方法を繰り返すとタオルが黄ばむこともあるので、その場合はタオルを漂白剤で漂白するとよいでしょう。
市販のアルカリ性洗剤を少量滴下してからスポンジ等でよくこすり、薄めた食酢等で中和して洗い流してください。
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