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更新日:令和6(2024)年2月29日
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水に光をあてると、赤い光が吸収され青い光が散乱されるため、水が青く見えることがあります(海が青く見えるのも同じ理由です)。
家庭でも、風呂等の大きな容器に水を溜めた場合に、これと同じ現象で青く見えることがあります。特に青の補色であるアイボリー系のカラー浴槽等に多い事例です。
青い水の原因として銅の混入を心配されるかもしれませんが、水に溶けだした銅により水そのものが青く見えるためには、1リットルあたり約100mg以上の濃度が必要です。実際には、このような高い濃度で銅が溶出することはありません。
原因は、光の吸収・散乱によるものであるため、安全性に問題はありません。
特に対策は必要ありません。
1.0mg/L以下。
この値は、水の味が悪くなることや、布・タイル等が青くなる場合があることから決められたものです。
天然水中(降水や河川水)の銅濃度はおよそ1μg/L(1μg/Lは1mg/Lの1/1000)といわれており、銅が水中で検出された場合は人工的に混入したと考えて差し支えありません。
蒸留水中の銅濃度が2.6mg/Lで味を感知できるといわれています。また、水中の銅濃度が1mg/Lを超えると洗濯物等に汚れがつきます。
水のpH値が著しく低い場合、遊離残留塩素が高い場合、水温が高い場合、溶存二酸化炭素の濃度が高い場合等は、銅の溶出量が多くなるといわれています。いずれの場合も、銅の溶出量は水質基準値の1.0mg/Lを大きく超えることはありません。
ただし、湯沸器に使用されている銅管は、常に使用していれば酸化被膜が形成され銅の溶出はありませんが、長時間使用していない時や、新設の場合には銅が溶出しやすくなります。
緑青は銅が酸化してできる物質で、昔は毒性が高いといわれていましたが、これは当時の銅の精錬技術が未熟で、銅の中に不純物として有毒なヒ素が含まれていたためです。現在、緑青自体の毒性は、ほとんどないことが確認されています。
銅濃度(mg/L)と水の色
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