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更新日:令和6(2024)年2月29日
ページ番号:309355
浄水器などの訪問販売において、不当な方法で販売活動を行っている事例が見られますので、その一部を紹介します。
有害なものを調べる試薬と称して、薬品を水道水に入れて赤色や黄色に変化させ、「水道水にこのような色が付くのは、健康に有害なものが含まれている証拠で、浄水器を通せば安全な水になる」と宣伝することがあります。
残留塩素の濃度を測定するための試薬を入れているようです。
塩素の入っている水道水に入れた場合、DPD試薬では赤色、オルトトリジン試薬では黄色に発色します。
浄水器により残留塩素の無くなった水は発色しません。
テスターの電極を水道水に入れ、水の電気分解を行い、鉄の電極棒から鉄が溶けだしてできる茶色の沈でん物を見せることによって、「健康に有害なものが含まれている」と水道水に対する不安をあおる例があります。
そして、「このように純水器を通した水は有害物質が除去されるので、安全な水になる」と宣伝することがあります。
沈でん物は、水道水に含まれている成分ではなく、電極棒が溶け出したものです。
純水器を通した水は純水に近い水となり電気を通しにくく、電気分解が進まないため沈でん物ができません。
しかし、水道水はおいしい水の要件にもなっているカルシウムやマグネシウムなどを含んでいるため電気を通し、はじめの内は気泡が出てきますがやがて電極棒が溶け出して沈でん物ができます。
なお、電極に使用する金属の種類によっては、沈でん物が緑色やその他の色に変化する場合もあります。
鉄電極での沈でん物
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