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更新日:令和6(2024)年2月29日
ページ番号:309363
ここでは比較的お問い合わせの多い、「きらきら光る異物」と浴槽などでみられる「ぬるぬるした異物」を紹介します。
コーヒーサーバーやサイフォン等の耐熱ガラス製品やガラス製の魔法びんで起きるこの現象は、一般にフレークス現象として知られています。
フレークスは、まず、水中のミネラル分であるマグネシウムとケイ酸が高温水(85℃以上の湯)中で反応し、ケイ酸マグネシウムとしてガラス面に付着し、お湯の使用後ガラス面が乾燥するという使用状況の中で、この生成反応が数回繰り返された後、水中にはく離したものです。
ガラスを構成している成分のケイ酸や酸化ナトリウム等のうち、ナトリウムが高温水中に溶けると、水のpH値が高くなり、上記の反応が一層起こりやすくなります。また、ナトリウムが溶け出た後に、残ったケイ酸と水中のマグネシウムが反応すると、ガラスが白く曇ることもあります。
フレークスは体に吸収されず、もし飲んでしまっても特に問題ありません。
フレークスを生じさせないためには、容器を使用の都度よく洗うようにしてください。
また、フレークスが生じてしまった容器は、10倍に薄めた食酢を入れてブラシ等でよくこすり、洗ってください。
入浴後の浴槽の水には、皮膚からのあかや石けんのカス等が含まれており、これらが養分となって浴槽は雑菌の繁殖しやすい状態にあります。
こうした雑菌は、浴槽の手入れのしにくい場所に、ぬるぬるした膜状の付着物となって繁殖し、次第に大きなかたまり(いわゆる湯あか)に成長していきます。
これが、浴槽に水を入れたときや風呂釜に点火したときのショックや沸かし過ぎ等により、はがれ出てくるのが原因です。
雑菌が繁殖していますので、除去するようにしてください。
湯あかは浴槽だけでなく、風呂釜や、ユニットバスの浴槽と風呂釜をつなぐゴム製のジャバラ部分等にも発生するので、こうした所についても、時々市販の湯あかを取る洗剤等により清掃してください。
また、浴室内の手桶の底やスノコの裏等がぬるぬるする場合も同じ原因ですので、こまめに清掃してください。
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