ここから本文です。
ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > 千葉県営水道をお使いのお客様へ > 各種手続・お問い合わせ窓口|千葉県営水道 > 水道水の色やにおいに関するQ&A > 観賞魚等の飼育について
更新日:令和6(2024)年2月29日
ページ番号:309356
観賞魚などの飼育に水道水を用いる場合、水道水中の残留塩素を除去しなくてはなりません。
この除去方法を誤ると魚を弱らせ、あるいは、死なせてしまうことがあります。
「飼育水槽を清掃し、水を全部新しく入れ替え、いつもと同じように塩素を消す薬(チオ硫酸ナトリウム=通称ハイポ)を入れておいたところ、10時間ほどしたら魚が弱って一部死んでしまった。水槽の水は白く濁って異常なにおいがする。水道水がおかしいのではないか。」という苦情が寄せられました。
調査したところ、明らかにハイポの入れ過ぎであり、必要量の50倍程度のハイポの粒を入れたことが分かりました。
これが時間の経過とともに溶けて、ハイポに含まれているイオウ分が遊離したため臭いを出し、またイオウ分は水中の酸素を消費するとともに、ミネラル分等と反応して白い濁りを生じさせたものと判明しました。
水槽を掃除したときなど、比較的多量の水道水を飼育水として使う場合、水道水をあらかじめバケツなどに汲み置きしておくと、1日から2日程度で残留塩素はほとんど無くなります。
ハイポを使用する場合は、入れすぎに注意してください。
まず、コップ1杯のお湯に1粒(約0.2g、直径7mm程度)のハイポを溶かします。
この溶液で、水道水50~60リットル程度の残留塩素を除くことができます。
例えば、水槽が5リットル位のものでしたら、コップに溶かしたものの十分の一程の量を加えれば十分です。
ハイポを粒のまま溶かさないで入れると、残留塩素はなかなか消えないので注意してください。
なお、この方法は一般的な手法ですので、購入したハイポの取扱説明書を良く読み、その注意事項に従ってください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください