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更新日:令和5(2023)年7月12日
ページ番号:313225
麻しん(はしか)は麻しんウイルスによっておこる感染症で、人から人へ感染します。感染経路としては空気感染のほか、飛沫感染や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強く、また、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。麻しんは空気感染しますので、手洗い、マスクのみでは予防できません。ワクチン接種が最も有効な予防方法です。
学校においては、平常時から十分な予防策を施すとともに、万一麻しんが発生した場合には迅速な対応をとることが重要です。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、年間を通じて発生しますが、特に秋から春にかけての冬場に多く発生します。学校などの集団生活をする施設で発生した場合は、集団感染になることがあります。また、子どもは抵抗力が弱く、重症化するおそれがあるので、特に注意が必要です。
学校での熱中症事故は、ほとんどが体育・スポーツ活動によるものですが、運動部活動以外の部活動や、屋内での授業中でも発生しているので、注意が必要です。また、暑くなり始めや急に暑くなる日など、体がまだ暑さに慣れていない時期、それほど高くない気温(25~30℃)でも湿度や気流等の条件により発生しやすくなりますので、早い時期からの対策が必要です。
意識がない場合、呼びかけに反応がおかしい場合等は、冷却等の応急措置を講じ、救急隊を要請する。
涼しいところで頭を低く、足を高く保ち、衣服をゆるめ必要に応じて脱がします。
首、わきの下、足の付け根の動脈部を冷やし、スポーツ飲料等(0.2%程度の食塩水可)を1~5口、少量ずつ飲ませます。意識障害や吐き気・おう吐の症状がある場合は、経口での水分補給は禁物です。
水分を自力で摂取できない場合、休憩、冷却及び水分補給をしても症状が改善しない場合は、医療機関に搬送する。
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした夏季に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎であり、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。
例年、毎年5月頃から増加し始め、7月頃にかけてピークとなります。
千葉県におけるヘルパンギーナの定点当たり患者報告数が国の定める警報警報基準値を上回り、健康福祉部疾病対策課から報道発表されました。
これを受け、県教育委員会は各学校における感染症対策を推進し、手洗いの励行、うがいや消毒等の実施、感染状況に応じた対応を実施するよう、以下の通知を発出しました。
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