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更新日:令和6(2024)年10月4日

ページ番号:4737

子宮頸がん予防ワクチンに関する情報

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマ様粒子ワクチン(以下「HPVワクチン」という。)の定期接種について

HPVワクチンの接種は予防接種法に基づいて実施されており、国内外の研究結果から、ワクチン接種による子宮頸がんの予防効果などのメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。

しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、接種対象者やその保護者の同意なく、接種が行われることはありません。

実際に予防接種を受ける際は、ワクチンの有効性とリスクを十分に理解した上で、受けるかどうかご判断ください。

なお、令和5年4月1日から、現在、定期接種の対象となっているサーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)に加えて、シルガード(9価HPVワクチン)が定期接種の対象となりました。

シルガード(9価HPVワクチン)に関する詳細な情報については、下記厚生労働省ホームページをご参照ください。

厚生労働省ホームページ「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について」外部サイトへのリンク

子宮頸がんについて

子宮頸がんの現状

「子宮頸がん」とは、女性の子宮頸部にできるがんのことです。子宮は、胎児を育てる器官で、全体に西洋梨のような形をしています。また、子宮頸部は、腟へと細長く突き出た子宮の入り口部分(腟の方から見た場合には、奥の突き当たり部分になります。)のことを言います。

子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。

日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。

患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、毎年、約1,000人います。

子宮頸がん罹患率のイメージ画像

出典 国立がん研究センターがん情報サービス 2019年全国統計値に基づく累積罹患リスク、2021年累積死亡リスク、2021年人口動態統計がん死亡データより

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。なお、HPVは一般に性行為を介して感染することが知られています。

子宮頸がんの症状

子宮頸がんは初期の頃にはほとんど症状のないことが多いですが、生理のとき以外の出血や性行為による出血、おりものの増加などが見られることがあります。また、進行した場合には、下腹部や腰の痛みや血の混じった尿が見られることもあります。このような症状がみられた際には、ためらわずに医療機関を受診してください。

子宮頸がんの予防

子宮頸がんの予防法としては、HPVワクチンを接種することで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防することが挙げられます。また、子宮頸がん検診を定期的に受けることで、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期のがんを発見し、医師と相談しながら、経過観察したり、負担の少ない治療につなげたりすることができます。

HPVワクチンについて

HPVワクチンは、平成25年度から小学校6年生から高校1年生の女子を対象に開始した定期の予防接種です。

なお、令和4年度から令和6年度(令和4年4月1日から令和7年3月31日)までは、平成9年度生まれから平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日から2008年4月1日)までの女性で、小学校6年生から高校1年生の頃にHPVワクチンの接種の機会を逃した方を対象にキャッチアップ接種として、あらためて接種の機会をご提供しています。

本県では、各市町村において定期接種対象者は接種を無料で受けることができます。

お住まいの地域での実施方法や、接種の詳細などについては、お住まいの市町村の予防接種担当課にお問合せください。

 

市町村お問い合わせ先一覧

市町村名 問い合わせ先 電話番号
千葉市外部サイトへのリンク 保健福祉局医療衛生部医療政策課 043-238-9941
市川市外部サイトへのリンク 保健部保健センター疾病予防課 047-377-4512
木更津市外部サイトへのリンク 健康こども部健康推進課 0438-38-6981
館山市外部サイトへのリンク 健康福祉部健康課予防係 0470-23-3113
銚子市外部サイトへのリンク 健康づくり課保健事業室健康づくり支援班 0479-24-8070
船橋市外部サイトへのリンク 健康づくり課 (予防接種係) 047-409-3836
松戸市外部サイトへのリンク 健康医療部 予防衛生課 047-366-7483
野田市外部サイトへのリンク 健康子ども部 保健センター 04-7125-1190
茂原市外部サイトへのリンク 市民部健康管理課 0475-20-1574
成田市外部サイトへのリンク 健康推進部 地域医療政策課 0476-27-1119 
佐倉市外部サイトへのリンク [健康推進部]健康推進課(予防接種班) 043-312-7688
東金市外部サイトへのリンク 市民福祉部健康増進課予防係 0475-50-1173
旭市外部サイトへのリンク 健康づくり課母子保健班 0479-63-8711
習志野市外部サイトへのリンク 健康支援課 047-453-9302
柏市【定期接種】外部サイトへのリンク 健康医療部健康増進課 予防接種担当 04-7128-8166
柏市【キャッチアップ接種】外部サイトへのリンク 健康医療部健康増進課 予防接種担当 04-7128-8166
勝浦市外部サイトへのリンク 市民課(健康管理係) 0470-73-6614 
市原市外部サイトへのリンク 保健福祉部 保健センター 予防係 0436-23-1187
流山市外部サイトへのリンク 健康福祉部 健康増進課 04-7154-0331
八千代市外部サイトへのリンク 子ども部 母子保健課 047-486-7250 
我孫子市外部サイトへのリンク 健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター) 04-7185-1634
鴨川市外部サイトへのリンク 市民福祉部 健康推進課 保健予防係 04-7093-7111
鎌ケ谷市外部サイトへのリンク 健康福祉部 健康増進課 予防係 047-445-1390
君津市外部サイトへのリンク こども家庭センター 0439-32-1352
富里市【定期接種】外部サイトへのリンク 健康推進課 0476-93-4121
富里市【キャッチアップ接種】外部サイトへのリンク 健康推進課 0476-93-4121
浦安市外部サイトへのリンク 母子保健課 047-381-9034
四街道市外部サイトへのリンク 健康こども部健康増進課 043-421-6100
袖ケ浦市外部サイトへのリンク 健康推進課 すこやか親子班 0438-62-3172
八街市外部サイトへのリンク 健康増進課 043-443-1631
印西市外部サイトへのリンク 健康子ども部健康増進課感染症予防係 0476-42-5595
白井市外部サイトへのリンク 健康子ども部 健康課 保健予防係 047-497-3495
富津市外部サイトへのリンク 健康福祉部健康づくり課 0439-80-1268
南房総市外部サイトへのリンク 教育委員会子ども教育課 子ども家庭支援室 0470-46-2957
匝瑳市外部サイトへのリンク 健康管理課 健康管理班 0479-73-1200
香取市外部サイトへのリンク 健康づくり課 保健予防班 0478-50-1235
山武市外部サイトへのリンク 健康支援課 母子保健係 0475-80-1172
いすみ市外部サイトへのリンク 健康高齢者支援課 健康づくり班 0470-62-1162
大網白里市外部サイトへのリンク 健康増進課成人保健・予防班 0475-72-8321
酒々井町外部サイトへのリンク 健康福祉課健康づくり推進班 043-496-0090
栄町外部サイトへのリンク こども家庭センター 0476-37-7185
神崎町 保健福祉課 0478-72-1603
多古町外部サイトへのリンク 保健福祉課健康づくり係 0479-76-3185
東庄町【定期接種】外部サイトへのリンク 健康福祉課 保健衛生係 0478-79-0911
東庄町【キャッチアップ接種】外部サイトへのリンク 健康福祉課 保健衛生係 0478-79-0911
九十九里町外部サイトへのリンク 健康福祉課健康指導係  0475-70-3182
芝山町外部サイトへのリンク 福祉保健課保健衛生係 0479-77-1891
横芝光町外部サイトへのリンク 健康こども課 健康づくり班 0479-82-3400
一宮町外部サイトへのリンク 福祉健康課 健康係 0475-40-1055
睦沢町外部サイトへのリンク 福祉課 子育て推進班 0475-44-2578
長生村外部サイトへのリンク 健康推進課 0475-32-6800
白子町外部サイトへのリンク 健康福祉課 健幸づくり係 0475-33-2179
長柄町外部サイトへのリンク 福祉課子育て支援係 0475-35-2414
長南町外部サイトへのリンク 健康保険課 健康管理係 0475-46-3392
大多喜町外部サイトへのリンク 健康福祉課保健予防係 0470-82-2168
御宿町外部サイトへのリンク 保健福祉課 0470-68-6717
鋸南町外部サイトへのリンク 健康推進室 0470-55-1002

 

HPVワクチンの接種について

HPVワクチンは、3回(シルガード9については、1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は2回接種となります)の接種が必要です。

予防接種法に基づく標準的な接種は、中学1年生となる年度に、以下のとおり受けることとなります。

  • サーバリックスについては、1回目の接種を受けた1か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。
  • ガーダシルについては、1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。
  • シルガード9については、1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は、6か月後に2回目の接種を受けます。

((注)シルガード9については、1回目の接種を15歳になってから受ける場合は、1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けることになります。)

なお、標準的な接種以外でも、小学校6年生から高校1年生相当の年度の間には、定期接種として、公費で以下のとおりHPVワクチンを受けることができます。

  • サーバリックスについては、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。
  • ガーダシルについては、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。
  • シルガード9については、1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は、6か月後に2回目の接種を受けます。

((注)シルガード9については、1回目の接種を15歳になってから受ける場合は、1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けることになります。)

接種回数の画像

HPVワクチンの効果

サーバリックスおよびガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50から70%を防ぎます。

シルガード9は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80から90%を防ぎます。

公費で受けられるHPVワクチンの接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています。

海外や日本で行われた疫学調査(集団を対象として病気の発生などを調べる調査)では 、HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

HPVワクチンの接種を1万人が受けると、受けなければ子宮頸がんになっていた約70人ががんにならなくてすみ、約20人の命が助かる、試算されています。

HPVワクチンのリスク

HPVワクチン接種後には、接種部位の腫れ、赤みなどが起こることがあります。

まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

HPVワクチン副反応の種類や割合についての画像

因果関係があるかどうかわからないものや、接種後短期間で回復した症状をふくめて、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、

接種1万人あたり、サーバリックスまたはガーダシルでは約9人、シルガード9では約3人です。

このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種約1万人あたり、サーバリックスまたはガーダシルでは約5人、シルガード9では約3人です。

接種1万人あたり、サーバリックスまたはガーダシルでは約9人、シルガード9では約3人です。  このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種約1万人あたり、サーバリックスまたはガーダシルでは約5人、シルガード9では約3人です。

痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について

ワクチンの接種を受けた後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)などを中心とする多様な症状が起きたことが報告されています。

この症状は、専門家によれば「機能性身体症状」(何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致する異常所見が見つからない状態)であると考えられています。

症状としては、1.知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、2.運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、3.自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)、4.認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)など様々な症状が報告されています。

「HPVワクチン接種後の局所の疼痛や不安等が機能性身体症状をおこすきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家により評価されています。

また、同年代のHPVワクチンの接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在することが明らかとなっています。

このような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。

ワクチンの接種を受けた後や、けがの後などに原因不明の痛みが続いたことがある方は、これらの状態が起きる可能性が高いと考えられているため、接種については医師とよく相談してください。

積極的勧奨の再開について

「積極的な勧奨」とは、市町村が接種対象者やその保護者に対して、標準的な接種期間の前に、接種を促すハガキや予診票等を各家庭に送ること等により接種をお勧めする取り組みを指しています。

HPVワクチンは、その副反応について平成25年6月14日に開催された専門家の会議において、これまでに収集された医学的情報をもとに分析・評価され、ワクチン接種の有効性と比較した上で、定期接種を中止するほどリスクが高いとは評価されませんでした。

その会議では、接種部位以外の体の広い範囲で持続する疼痛の副反応症例等について十分に情報提供できない状況にあることから、接種希望者の接種機会は確保しつつ、適切な情報提供ができるまでの間は、積極的な勧奨を一時的に差し控えるべきとされました。

その後、HPVワクチンの接種については、専門家の会議において継続的に議論されてきました。令和3年11月12日に開催された会議において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。また、引き続きHPVワクチンの安全性の評価を行っていくこと、接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の診療実態の継続的な把握や体制強化を行っていくこと、都道府県や地域の医療機関等の関係機関の連携を強化し地域の支援体制を充実させていくこと、ワクチンについての情報提供を充実させていくことなどを進め、積極的な勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当であると判断されました。

こうした専門家の意見を踏まえ、令和3年11月26日に差し控えの状態を終了させることとなりました。

ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について(令和3年11月26日)(PDF:167.4KB)

積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した方へ

時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(以下「キャッチアップ接種」という。)について、「第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」において議論が開始され、「第27回同分科会」において、その対象者及び期間について意見が取りまとめられました。

これにより、平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女子をキャッチアップの対象とし、令和4年4月から令和7年3月までの3年間を期間として、令和4年4月1日から施行しています。

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会におけるキャッチアップ接種に関する議論について(令和3年12月28日)(PDF:311.2KB)

HPVワクチンを含む予防接種についての相談

厚生労働省では、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。

下記相談窓口では、HPVワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他の感染症全般についての相談に応じています。

電話番号:0120-469-283

受付時間:午前9時から午後5時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)

※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。

※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

オペレーターへの暴言、性的発言、セクハラ等の入電はご遠慮ください。他の入電者様の対応に支障が生じております。

リーフレットについて

 

小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版)リーフレット表紙画像

小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版)(PDF:2,781.6KB)

(※ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)

 

小学6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)リーフレット表紙画像

小学6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)(PDF:3,666.7KB) 
(※ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)

 

平成9年度生まれ~平成19年度生まれまでの女性へ(大切なお知らせ)リーフレット表紙画像

平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女性へ(大切なお知らせ)(PDF:2,196.7KB) 
(※ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)

 

医療従事者の方へ(HPVワクチンに関する情報をまとめています)リーフレット表紙

医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~(PDF:1,844.2KB)

千葉県における子宮頸がんワクチンの接種後有症状者に係る地域の医療機関との連携について

千葉県では、子宮頸がんワクチンの接種後に症状がある方の医療体制として、千葉大学医学部附属病院と帝京大学ちば総合医療センターを『協力医療機関』として指定し、予防接種後の広範な疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状に対する診療に関して中心的な役割を担っていただいているところです。

令和4年度からは、積極的勧奨が再開されたことから、接種後有症状者の診療が円滑に行われるように、より身近な地域でHPVワクチンの副反応について相談、診察、検査等に応じてもらえる医療機関として、『地域連携医療機関』を千葉県で指定し、支援体制を強化することとしました。

HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた方は、まずは予防接種を実施した医師またはかかりつけの医師に御相談ください。

『地域連携医療機関』や『協力医療機関』への受診については、予防接種を実施した医師またはかかりつけの医師に御相談ください(予防接種を実施した医師またはかかりつけ医からの紹介状等が必要になります)。

千葉県における子宮頸がんワクチンの接種後有症状者に係る地域の医療機関との連携体制のイメージ図

 

○令和6年8月時点での『協力医療機関』・『地域連携医療機関』は、下記のとおりです。

※『地域連携医療機関』や『協力医療機関』への受診については、予防接種を実施した医師またはかかりつけの医師に御相談ください(予防接種を実施した医師またはかかりつけ医からの紹介状等が必要になことがあります。)。

  

協力医療機関・地域連携医療機関一覧

令和6年8月現在

区分 医療機関名 所在地 窓口診療科名 連絡先  

受診にあたっての

留意事項

協力

医療機関

千葉大学医学部附属病院外部サイトへのリンク 千葉市中央区亥鼻1-8-1

痛みセンター

整形外科

医療機関からの事前連絡が必要です。

協力

医療機関

帝京大学ちば総合医療センター 市原市姉崎3426-3 産婦人科 0436-62-1211 ・受診を希望する場合は必ず電話をしてください。その際「HPVワクチン接種後の相談」と伝えてください。
・接種医からの紹介状が必要です。
・接種歴がわかるよう母子手帳をお持ちください。

地域連携

医療機関

独立行政法人国立病院機構

千葉東病院

千葉市中央区仁戸名町673 小児科

医療機関からの相談のみ受け付けます。

地域連携

医療機関

医療法人財団明理会

行徳総合病院

市川市本行徳5525-2

婦人科

小児科

047-395-1151 ・受診を希望する場合は必ず電話をしてください。
その際に「HPVワクチン接種後の診察希望」とお伝えください。
・接種歴がわかる母子手帳等をお持ちください。

地域連携

医療機関

順天堂大学医学部附属浦安病院

浦安市富岡

2-1-1

小児科

産婦人科

047-353-3111 ・受診を希望する場合は必ず電話をしてください。その際「HPVワクチン接種後の相談」と伝えてください。
・接種医からの紹介状が必要です。
・接種歴がわかるよう母子手帳をお持ちください。

地域連携

医療機関

松戸市立総合医療センター 松戸市千駄堀993-1 総合診療科・小児科 047-712-2511

地域連携

医療機関

国際医療福祉大学成田病院 成田市畑ケ田852 小児科 0476-35-5601

地域連携

医療機関

東邦大学医療センター

佐倉病院

佐倉市下志津564-1 産婦人科 043-462-8811 ・接種医からの紹介状が必要です。
・接種歴がわかるよう母子手帳をお持ちください。

地域連携

医療機関

総合病院国保旭中央病院外部サイトへのリンク 旭市イ1326 医療連携福祉相談室

0479-63-8111

(インフォメーション)

地域連携

医療機関

医療法人鉄蕉会

亀田総合病院

鴨川市東町929 感染症科

04-7099-1111

(亀田クリニック予約センター)

・受診希望の際は、必ず予約をお取りください。
・問い合わせ対応時間は、月曜日から土曜日の8時から17時(第3土曜日・祝日を除く)にお問い合わせください。
・医師からの紹介状は不要です。
・接種歴がわかるように母子手帳をお持ちください。

地域連携

医療機関

国保直営総合病院 君津中央病院外部サイトへのリンク

木更津市桜井1010 産婦人科 0438-36-1071 事前に連絡をしてください。

地域連携

医療機関

独立行政法人労働者健康安全機構 千葉労災病院 市原市辰巳台東2-16 産婦人科 医療機関からの相談のみ受け付けます。

地域連携

医療機関

医療法人財団東京勤労者医療会 東葛病院

流山市中

102-1

総合診療科 04-7157-0530 予約センターへお問い合わせください。

 

予防接種による健康被害についての補償(救済)に関する相談

お住まいの市区町村の予防接種部門にご相談ください。

HPVワクチンを含むワクチン全体の健康被害救済制度については、「予防接種健康被害救済制度外部サイトへのリンク」のホームページをご覧ください。

関連リンク

 

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班

電話番号:043-223-2691

ファックス番号:043-224-8910

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