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更新日:令和5(2023)年3月14日
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近年、児童生徒の身体的生理的発達が早まっており、性に関する意識や価値観が多様化するとともに、児童生徒を取り巻く家庭環境や社会環境も大きく変化しています。このような中、学校における性に関する指導の充実は喫緊の課題であります。このため、県教育委員会では、指導者の資質及び指導力向上や性教育の一層の充実を図るため、教職員対象の研修会を開催しています。
性教育研修会
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、8月24日(水曜日)から9月22日(木曜日)にかけてWeb動画配信による研修として実施し、1,058人の教職員等が参加しました。内容は、動画配信による行政説明とジュノ・ヴェスタ クリニック八田院長 八田真理子先生による講演。また、地域検討委員会における実践事例の資料を配付し、性に関する知識・理解を深めました。
動画配信のなかで、学校における性に関する指導について説明しました。
ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長 八田真理子先生から、「大切なからだの話」という演題で御講演していただきました。産婦人科医の立場から、性に関する指導に必要な最新の情報をわかりやすい資料を交えて、お話ししていただき、児童生徒の発達段階を踏まえた指導の在り方を考える上で、大変参考になるものでした。
地域検討委員会のいすみ市立浪花小学校から、学校で取り組んでいる保健学習、学級活動、道徳、外部講師を活用した実践等が発表されました。また、地域検討委員会の県立九十九里高等学校から、外部講師と連携した保健講話、DV予防セミナー等の実践例を配付資料として御提供していただきました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、10月20日(水曜日)から11月17日(水曜日)にかけてWeb動画配信による研修ととして実施し、1,075人の教職員等が参加しました。内容は、動画配信による行政説明とジュノ・ヴェスタ クリニック八田 院長 八田真理子先生による講演。また、後日、地域検討委員会における実践事例の資料を配布し、性に関する知識・理解を深めました。
動画配信のなかで、学校における性に関する指導について説明がありました。
ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長 八田真理子先生から、「体、守るのは自分だよ!」という演題で御講演していただきました。産婦人科医の立場から、性に関する指導に必要な最新の情報をわかりやすい資料を交えて、お話ししていただき、児童生徒の発達段階を踏まえた指導の在り方を考える上で、大変参考になるものでした。
地域検討委員会の松戸市立馬橋北小学校から小学生の発達段階を考え、「自分の命は自分で守る」ことができる児童の育成を目標とした授業実践を配付資料としてまとめていただきました。また、地域検討委員会の柏市立柏中学校から、外部講師と連携した思春期健康教育の授業実践を配付資料として御提供していただきました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、中止しました。
今年度は8月22日(木曜日)に千葉県文化会館大ホールにて、性教育研修会と第2回性教育連絡協議会を兼ねて実施し、1,167人の教職員等が参加しました。内容は、行政説明の後、地域検討委員会における実践事例の発表、ダイビーノン代表飯田亮瑠氏による講演があり、性に関する知識・理解を深めました。
県教育委員会指導主事より、学校における性に関する指導について説明がありました。また、性教育連絡協議会について説明がありました。
地域検討委員会の富津市立佐貫小学校から、学校で取り組んでいる保健学習、学級活動、外部講師を活用した実践等が発表されました。また、地域検討委員会の県立上総高等学校から、性に関するアンケート調査の活用、外部講師を招いての保健講話、保健委員会の活動等の実践が発表されました。
講演
ダイビーノン代表飯田亮瑠氏から、「性別で見る多様性と人権~見えない/見せないしんどさを抱える子どもに向き合う~」という演題で御講演していただきました。ご自分の経験に基づいた熱意溢れる御講演で、これからの学校に求められる「性の多様性」への対応について、具体的な示唆をいただきました。
今年度は8月29日(水曜日)に千葉県文化会館大ホールにて、性教育研修会と第2回性教育連絡協議会を兼ねて実施し、1,186人の教職員等が参加しました。内容は、行政説明の後、地域検討委員会における実践事例の発表、日本学校保健会事務局顧問による講演があり、性に関する知識・理解を深めました。
県教育委員会指導主事より、学校における性に関する指導について説明がありました。また、性教育連絡協議会について説明がありました。
地域検討委員会の銚子市立豊里小学校から、学校で取り組んでいる保健学習、学級活動、集会活動における実践が発表されました。また、地域検討委員会の香取市立山田中学校から、保健体育科、技術・家庭科、学校行事における実践が発表されました。
日本学校保健会事務局顧問の並木茂夫先生から、「今、学校に求められる性教育」(性に関する指導)という演題で御講演していただきました。元教員として、ご自分が経験された豊富な事例やデータからの講演で、これからの学校に求められる「性教育」(性に関する指導)について、具体的な示唆をいただきました。
今年度は8月23日(水曜日)に習志野文化ホールにて、性教育研修会と第2回性教育連絡協議会を兼ねて実施し、1,180人の教職員等が参加しました。
内容は、行政説明の後、地域検討委員会における実践事例の発表、産婦人科医による講演があり、性に関する知識・理解を深めました。
県教育委員会指導主事より、学校における性に関する指導について説明がありました。また、性教育連絡協議会について説明がありました。
地域検討委員会の八千代市立阿蘇中学校から、市全体で取り組んでいる思春期健康教育の実践が発表されました。また、地域検討委員会の県立姉崎高等学校から、エイズ・感染症予防教室等の実践例が発表されました。
産婦人科医の遠見才希子先生から、「自分と相手を大切にするって」~児童生徒の心に響く生徒指導~という演題で御講演していただきました。産婦人科医としてご自分が経験されたことから話をされ、大変心に響く内容でした。また、性に関する指導を行う際の教材や指導方法を具体的に話してくださり、授業実践に役立つ内容でした。
今年度は8月23日(火曜日)に習志野文化ホールにて、1,193人の教職員等が本研修会に参加しました。
内容は、行政説明、小学校・高等学校における実践事例の発表、産婦人科医による講演があり、性に関する知識・理解を深めました。
県教育委員会指導主事より、学校における性に関する指導について説明がありました。性教育の考え方は、次の4点です。
習志野市立屋敷小学校から、2年生の「胎児の成長の様子」、4年生の「体の発育」に関する指導の実践例が発表されました。また、県立柏の葉高等学校から、「LGBTs~性の多様性~」に関する指導の実践例が発表されました。
ジュノ・ヴェスタクリニック八田院長八田真理子先生から、「いま、子どもたちに伝えたいこと」という演題で御講演していただきました。産婦人科の立場から、子どもたちが性について正しい知識がもてるよう分かりやすくお話ししていただきました。
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