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更新日:令和5(2023)年9月13日
ページ番号:610292
大雨等により浸水した場合は、浄化槽の内部に空気を送る送風機(ブロワ)内に水が浸入し故障する可能性があり、浄化槽の汚水処理能力が低下します。また、浸水被害を受けたブロワが稼働する場合もありますが、ブロワ内部が濡れている状態ですと、漏電等の恐れがあるため、この状態での使用は危険です。
また、電動の放流ポンプを使用している浄化槽では、放流ポンプの浸水による故障により処理水の排出も止まる可能性があるため、使用を続けるうちに、槽内が満水になってしまうおそれがあります。
大雨による土砂の流入で放流先が閉塞してしまうと、浄化槽が満水状態となり、新たに水を浄化槽へ流入させることができなくなる可能性があります。
そのため以下の場合は、早期に保守点検業者に連絡してください。
浄化槽の中に空気を送り込むブロワ(送風機)が浸水により故障し、内部の微生物が酸欠のため減ってしまうことから、浄化槽の機能が低下します。
十分に処理されていない可能性がある排水を外部に放流することになりますが、災害時には生活の維持が最優先となりますので、暫定的に使用を継続することもやむを得ません。
ただし、電動の放流ポンプを使用している浄化槽では、浸水によるポンプの故障で排水も停止してしまうため、使用を続けるうちに浄化槽が満水になってしまいます。ポンプ故障中に大量の水を流すことは控えてください。
槽内に土砂が流入し、浄化槽の機能に影響がある場合には、槽内の汚泥や土砂を引き抜く必要があります。槽内の引き抜き(汲取り)については、ご契約されている清掃業者にご相談ください。
排水に電動ポンプを使用している浄化槽では、浸水によりポンプが故障した状態で使用を続けると、排水ができないためいずれは満水になります。ポンプが使えない場合は、清掃車による引き抜きが必要となります。
ポンプを使用していない浄化槽の場合は、何らかの原因で管詰まりが発生していると思われますので、保守点検業者に連絡してください。
なお、放流先が側溝などの細い水路である場合は、土砂等でふさがれ排水が妨げられていないことを確認してください。
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