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1.海岸から沖合にかけて酸素をほとんど含まない青白い水面が広がる現象
2.海がきれいなため青く見える現象
3.青い色素を持つプランクトンが大量発生し、海が青く見える現象
海岸から沖合にかけて酸素をほとんど含まない青白い水面が広がる現象を「青潮」と呼び、東京湾では春から秋にかけて多く発生します。
この現象は、大量に発生したプランクトンの死骸が海底に沈み分解するときに、酸素を消費して海底に酸欠状態の水塊ができ、陸から沖に向かって吹く風などの気象条件によって、この酸素の少ない底層水が沿岸部の表層に湧き上がるときに発生します。
では、なぜ底層水が表面に沸き上がると青白く見えるのでしょうか。それは、底層水に溶け込んでいる硫黄分が水面近くで酸素に触れて微粒子状となり青白く見えるといわれています。
また、青潮の発生により、沿岸部に生息するアサリなどの貝類やカレイなどの底生魚類が大量に酸欠死することがあります。
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