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1.鳥がたくさん集まって、羽を休めるため
2.カニや貝がたくさんすんでいるため
3.海の汚れをきれいにしてくれるため
干潟は、満潮時は海の中に、そして干潮時は海の外にあるため、たくさんの生き物がいます。藻の仲間や微生物、原生動物などとても小さな生き物をはじめ泥の中にいる底生生物や貝、カニやハゼの仲間などがいます。
これらの仲間は、水を浄化するとても大切な役目をします。
海の汚れの原因となっている有機物や栄養塩類は干潟の表面に棲(す)む微生物によって分解されます。
この微生物は貝やカニ類などの底生生物に食べられ,その底生生物は魚や鳥に食べられ、干潟の生物間には食物連鎖が成り立っています。
海の汚れの元である栄養分は食物連鎖により捕食する生物に受け渡され、最終的には魚や鳥、あるいは人間の手で外に運ばれていきます。
干潟の生態系は海を浄化する自然のフィルターの役割を果たしています。
干潟に見られる巣穴の周りのだんご状のものは有機物や微生物を取り込んだ底生生物が排泄した砂です。
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