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現代生活はシフトワークや通勤・勉強・スマートフォン・ゲームなど、睡眠不足となる原因や睡眠を妨げるものがたくさんあります。睡眠不足は産業事故やうつ病、生活習慣病の原因になります。活力ある日常生活を送るために睡眠について正しい知識を身につけましょう。
スムーズに眠るためにはリラックスすることが大切です。入浴や音楽を聴くなど、自分に合った方法でリラックスしましょう。
また、眠れない時に、無理に眠ろうとするとかえって目がさえてしまいます。そういった場合は睡眠時間や就寝時刻にこだわらず、眠くなってから寝床に入るようにしましょう。
ヒトの体内時計は24時間よりも長くなっているため、体内時計を毎日早めないと徐々に生活が後ろにずれてしまいます。朝の光には体内時計を早める効果があります。起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。
逆に、就寝前に強い光を浴びてしまうと目が覚めてしまいます。特に、布団の中でスマートフォンなどを操作してしまうと眠りの妨げとなるので、寝る前や布団での操作はやめましょう。
運動を習慣づけることは、入眠を促進し、夜中に目が覚めてしまうことを減らすことができます。ただし、就寝直前に激しい運動をしてしまうと入眠を妨げてしまうので注意が必要です。睡眠の3時間前程度の有酸素運動(散歩や軽いランニングなど)が有効といわれています。
睡眠前の飲酒は、一時的に入眠を促進はしますが、眠りが浅くなってしまい熟睡感が得られなくなってしまいます。
コーヒーや緑茶・紅茶等に含まれるカフェインには目を覚ます働きがあります。また、利尿作用もあり、夜中に尿意で目が覚めてしまう原因にもなります。
カフェインの効果は3時間から5時間程度持続するといわれています。夕食以降にカフェインを含むコーヒーや緑茶などを飲むのは控えましょう。
特に働く世代の方は、勤務形態や通勤などによって必要な睡眠時間を確保しにくいことがあります。しかし、睡眠不足をそのままにしておくと、作業の能率を低下させ、重大事故の原因にもなります。30分以内の仮眠は眠気による作業能率低下の改善に効果的です。
しかし、30分以上眠ってしまうと深い眠りに入ってしまい、目覚めが悪くなり逆効果になってしまいます。仮眠は30分以内にしましょう。
睡眠時間は「スッキリ目覚め、起きているときに眠気を感じず活発に活動できること」が目安です。ちょうどよい睡眠時間は個人差があります。また、年齢や季節による変化もあります。「日中に眠くならない」睡眠をとることを心がけましょう。
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