毒キノコによる食中毒に注意しましょう
毒キノコを食用のキノコと誤って食べて食中毒になる事例が毎年確認されています!
食用と確実に判断できないキノコは、絶対に「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」ようにしましょう。
食用と間違えやすい毒キノコの例
クサウラベニタケ
- 食後20分~1時間程度で嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒を起こす。
- 唾液の分泌、瞳孔の収縮、発汗などの中毒症状も現れる。
<間違えやすいキノコ>
ウラベニホテイシメジ、ホンシメジ、ハタケシメジ
ツキヨタケ
- 食後30分~1時間程度で嘔吐、下痢、腹痛などの中毒を起こす。
<間違えやすいキノコ>
ヒラタケ、ムキタケ、シイタケ
テングダケ
- 食後30分程で嘔吐、下痢、腹痛など胃腸消化器の中毒症状が現れる。
- 神経系の中毒症状、瞳孔の収縮、発汗、めまい、痙攣等で、呼吸困難になる場合もあり、1日程度で回復するが、古くは死亡例もある。
ニセクロハツ
- 食後30分-数時間程度で嘔吐、下痢等の胃腸、消化器系の中毒症状を示す。
- その後18-24時間ほどで横紋筋溶解が原因と考えられる全身筋肉痛、呼吸困難を示し、死亡に至ることもある。
※出典:厚生労働省ウェブサイト(自然毒のリスクプロファイル)
その他注意が必要な野生キノコ
カエンタケ
- カエンタケは触れるだけでも炎症を起こし、食べると死亡する場合もあります。
スギヒラタケ
- スギヒラタケは古くから食用とされてきましたが、食後、急性脳症のような症状を疑う事例が発生しています。
※出典:厚生労働省ウェブサイト(自然毒のリスクプロファイル)
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