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更新日:令和6(2024)年11月5日
ページ番号:682145
アニサキスとは寄生虫(線虫)の一種で、その幼虫は長さ2~3cm、幅0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。幼虫はサバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、イカなどの魚介類の主に内臓表面に寄生しており、漁獲後、時間が経過すると内臓から筋肉に移動します。
幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含む)で食べると、幼虫が胃壁に刺入して、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、おう吐を生じる急性胃アニサキス症などを引き起こします。
新鮮な魚介類を購入し、購入後は速やかに内臓を取り除いて下さい。内臓周辺の筋肉(腹身)を取り除くことも対策として有効です。また内臓を生で食べないで下さい。
調理の際には目視で確認して、幼虫を除去して下さい。
冷凍や加熱で死滅するので、調理をする場合には、-20℃で24時間以上冷凍するか、70℃以上若しくは60℃の場合は1分加熱をしてください。
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、幼虫は死滅しません。
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