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精神障害のある人は、様々な精神疾患により、日常生活や社会生活のしづらさを抱えています。心の敏感さ、繊細さへの配慮が必要です。
適切な治療・服薬と周囲の配慮があれば精神疾患の症状をコントロールできるため、大半の人は地域社会の中で生活しています。
統合失調症の経過は、前兆期・急性期・回復期・安定期に分けられる。統合失調症に特徴的な症状として幻覚や妄想が知られるが、これらは急性期に限って出現するもので、それ以外の時期にも会話や行動の障害、感情の障害、意欲の障害が生じ、生活に障害を生じる。これらの症状は薬により抑えられる。
思春期に発病することが多い。およそ100人に1人がかかるといわれている。
主なものに「うつ病」がある。気分が落ち込み、何事にも興味を持てなくなる、だるさを感じるなどの症状が続き、日常生活に支障が現れる。15人に1人が生涯に一度はうつ病を経験する可能性があるという報告がある。
また、「躁うつ病」では、気分が上がりすぎる「躁」の状態と、気分が落ち込んでしまう「うつ」の状態を繰り返す。
主なものに「パニック障害」がある。突然の激しい動悸、胸苦しさ、息苦しさ、めまいなどの身体症状を伴った強い不安に予期せず襲われる(パニック発作)。このため、また発作が起こるのではないかと強い不安(予期不安)が続き、発作が起きたときに逃げられず助けが得られない状況や場所を恐れる(広場恐怖)ようになり、日常生活に支障をきたす。うつ病と併存する人が多いという調査結果がある。
大脳の神経細胞が過剰に電気発射を起こすことで生じる。生じる発作は、脳のどの範囲で電気発射が起こるかによって異なる。てんかん発作の大半は一過性であり、適切な処置をすれば5分から20分程度で回復する。1,000人に5~8人の患者がいるとされる。薬により約8割の人は発作をコントロールできる。
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