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更新日:令和5(2023)年9月30日
ページ番号:16564
上総湊港は東京湾に面する房総半島の中南部の湊川河口に位置する港です。
戦後昭和30年4月地方港湾の指定を受け昭和31年には、荒廃した本港に小型船対策として、局部改良工事により湊川河口右岸に物揚場、船曳場等を整備し、昭和37年に完了しました。これにより、船舶の安全性が向上し、港の利用は増進しました。
現在は、主として当地域で活動する小型船を対象とする船だまりとして利用されています。
また、海水浴場としての機能と海岸環境の向上を図るため階段式護岸・離岸堤等の整備を実施しました。
公共主要施設については、公共ふ頭 上総湊港。
浜金谷港は房総半島の西部中南部に位置する港です。
昭和30年港湾区域の認可を受け、その後、対岸の久里浜との間にカーフェリーが就航するに至り地域の発展に大きく寄与するところとなりました。
その後、昭和53年7月富津市に代って千葉県が港湾管理者となりました。
現在は主としてフェリーと砂利・砂積出港として利用されています。
公共主要施設については、公共ふ頭 浜金谷港。
館山港は東京湾口、館山湾の奥にあり、古くより生鮮魚を魚河岸まで運ぶ天然の良港でした。
昭和28年3月港湾区域の認可を受け、千葉県が港湾管理者となり、平成12年5月に観光・レクリエーション分野での地域振興が期待されるとして特定地域振興重要港湾に選定されました。
現在は、主として砂・砂利、廃土砂が取り扱われており、水深5.5m岸壁4バース(内1バース耐震強化岸壁)などが整備されています。
また、旅客船などを対象とする多目的桟橋が平成22年に供用を開始し、海岸事業においては、平成5年度に「ビーチ利用促進モデル地区」の指定を受け、突堤・護岸・遊歩道の整備しました。
公共主要施設については、公共ふ頭 館山港。
館山港多目的桟橋事業
観光・レクリエーションニーズの多様化に対応し、南房総の海の玄関口として、旅客船やクルーズ船等による観光客を迎え入れる多目的桟橋が整備され、平成22年より供用されています。
興津港は外房海岸の中部に位置し、天然の湾形をもっている港です。
昭和26年9月避難港の指定を受け、昭和28年より小型船舶を対象とした、防波堤、船揚場、物揚場が整備されています。
現在は主として当地域で活動する小型船の船だまりとして利用しています。
また、平成8年度に「エコ・コースト事業」の指定を受け、アカウミガメを主体とした生態系や自然環境に配慮した海岸整備を実施しました。
公共主要施設については、公共ふ頭 興津港。
名洗港は千葉県銚子半島の南側にあたり銚子市域の南東端に位置している港です。
昭和26年1月避難港の指定を受け、昭和28年3月、千葉県が港湾管理者となりました。地方港湾としての整備が昭和40年から開始され、岸壁、防波堤及び臨海道路等が整備されています。
地域振興を図るためのレクリエーション拠点として銚子マリーナが平成11年4月から供用されています。
また、海岸事業では、平成10年度に「ビーチ利用促進モデル地区」の指定を受け、離岸堤、突堤、遊歩道等を整備しました。
令和2年7月に、名洗港港湾区域の前面海域(約40k平方メートル)が再エネ海域利用法に基づく促進区域として国から指定を受けており、洋上風力発電事業のメンテナンス等の拠点としての名洗港の利活用及び地域経済の活性化が期待されます。
公共主要施設については、公共ふ頭 名洗港。
東総地域の海洋性レクリエーション拠点として、平成2年度から整備を進め、平成11年4月に一部供用を開始しました。
屏風ケ浦の東端に位置する当海岸は、「東洋のドーバー」と呼ばれる海岸景勝地の一端を担っており、この観光資源性を活用し、かつ、隣接する名洗港マリーナと一体となった快適な海岸環境の整備、また、海岸防災にも寄与する人工海浜の整備を行っています。
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