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更新日:令和4(2022)年4月28日
ページ番号:510758
本県には国際拠点港湾である千葉港、重要港湾の木更津港、地方港湾の上総湊港、浜金谷港、館山港、興津港及び名洗港の7港湾があり、産業振興や地域経済の活性化に重要な役割を担っています。県ではこれらの港湾区域における海岸管理者として、自然災害による被害を低減するため、海岸保全施設を整備し、災害に備えています。
海岸保全施設は、高潮・波浪・津波等の自然災害から、県民の生命や財産を守るため設置されている堤防・護岸・水門・排水機場等の施設からなり、施設の多くは1970年代から80年代の高度成長期を中心に大量に整備され、今後、大量に施設更新を迎えると推定されます。
そのため、主にコンクリートや鋼部材で構成される護岸などの土木施設に対しては、これまでの事後的な対策(壊れたら直す)から予防保全的な維持管理(壊れる前に維持補修)へ転換することにより、将来的に必要となる維持管理費用の縮減化を図ることを目的とし、また、排水機場、水門などの機械・電気設備に関しては、施設の機能を発揮するためには作動することが前提であることから、機能維持のための部品の交換や整備を、標準整備年数を設定し計画的に実施することで、故障を未然に防止することを目的とした長寿命化計画を策定しました。
千葉県における海岸保全施設(港湾)の長寿命化計画について
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