ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年4月19日

ページ番号:589434

医療機器の効率的な活用

 人口の減少や少子高齢化、疾病構造の変化等が進行する中、医療機器を効率的に活用していく必要があります。
 そこで本県では、医療機器の配置状況等を可視化するとともに、「地域保健医療連携・地域医療構想調整会議」における議論を踏まえ、保有機器の種類等地域ごとの差異を考慮した共同利用推進の基本方針を取りまとめ、医療機関の自主的取組を促進することを、保健医療計画で定めています。
 また、令和5年3月31日付け医政地発0331第4号及び医政医発0331第3号により、厚生労働省から「医師確保計画策定ガイドライン及び外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドラインについて」の一部改正が示され、共同利用の方針及び具体的な計画(以下「共同利用計画」という。)の作成ほか、対象医療機関に対して、医療機器の稼働状況について都道府県への報告を求めることとされました。
 医療機関におかれましては、医療機器の共同利用について御理解いただくとともに、共同利用計画などの報告について御協力いただきますよう、お願いいたします。

効率的活用推進の対象となる医療機器

 効率的活用推進の対象となる医療機器は、国のガイドラインにおいて対象とされている次の5種類です。

  • CT(全てのマルチスライスCT、マルチスライスCT以外のCT)
  • MRI(1.5テスラ未満、1.5テスラ以上3.0テスラ未満、3.0テスラ以上のMRI)
  • PET(PET、PET-CT)
  • 放射線治療(リニアック、ガンマナイフ)
  • マンモグラフィ

医療機器の共同利用の状況

 県内に立地する医療機関のうち、地域医療支援病院は保有する医療機器の共同利用を受け入れる体制を整備することとされており、各二次保健医療圏の共同利用推進において中心的な役割を担うことが期待されます。
 また、令和元年度に実施した「医療機器の共同利用に係る実態調査」によると、地域医療支援病院以外で医療機器の共同利用を受け入れている医療機関は、県内に124箇所あるほか、回答のあった医療機関のうち約20%が受け入れ側、利用側のいずれかで共同利用に携わっている状況です。
 令和5年度に実施した「千葉県保健医療計画改定に関する調査」に基づく各保健医療圏の共同利用の状況は次のとおりです。

二次保健医療圏 市町村名

千葉医療圏(共同利用状況に関する地図)(PNG:481.4KB)

千葉医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:162.7KB)

千葉市

東葛南部医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:539.1KB)

東葛南部医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:179.8KB)

市川市、船橋市、習志野市、八千代市、
鎌ケ谷市、浦安市

東葛北部医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:359.3KB)

東葛北部医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:164.7KB)

松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市

印旛医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:448KB)

印旛医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:154.2KB)

成田市、佐倉市、四街道市、八街市、印西市、
白井市、富里市、酒々井町、栄町

香取海匝医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:342.5KB)

香取海匝医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:136.7KB)

銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、神崎町、
多古町、東庄町

山武長生夷隅医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:442.5KB)

山武長生夷隅医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:171.6KB)

茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、
大網白里市、九十九里町、芝山町、横芝光町、
一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、
長南町、大多喜町、御宿町

安房医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:269.1KB)

安房医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:132.7KB)

館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町

君津医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:418KB)

君津医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:139KB)

木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市

市原医療圏(共同利用に関する地図)(PNG:265KB)

市原医療圏(共同利用状況一覧表)(PDF:157.8KB)

市原市

医療機関へのお願い

医療機器の共同利用の推進

 医療提供において重要な設備のひとつである医療機器については、人口当たりの医療機器の台数には地域差があり、また、医療機器ごとに地域差の状況は異なっていることから、医療機器についても共同利用の推進等によって効率的に活用していくことが重要です。
 医療機関におかれましては、効率的な医療提供体制を構築するためにも、医療機器の共同利用の受け入れや利用について、御理解・御協力いただきますよう、お願いいたします。

共同利用計画書の提出(随時提出)

 医療機器は減価償却性資産であり、その新規導入や経年に伴う更新のタイミングは、医療機関の経営判断等に資するのみならず、医療機器の効率的な配置をより一層進める機会でもあります。
 地域における医療機器の効率的な活用を促進するため、下記に該当する医療機関におかれましては、「共同利用計画書」を御提出いただくようお願いいたします。
 なお、提出された共同利用計画書は、「地域保健医療連携・地域医療構想調整会議」等において当該医療機器の共同利用予定等に関する情報を共有させていただきます。

対象医療機関

  • 新たに対象医療機器を購入した医療機関
  • 過去に提出した共同利用計画書の内容を変更する医療機関(新たに対象医療機器の共同利用を行う場合 など)

提出様式

 ※参考様式として掲載しています。必要項目が網羅されていれば、様式の形式や項目等は適宜変更して差し支えございません。

医療機器稼働状況報告書の提出(毎年10月~11月に提出)

 外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン(第8次(前期))において、地域の医療資源を可視化する観点から、対象医療機関に対して、医療機器の稼働状況について都道府県への報告を求めることとされました。
 つきましては、下記に該当する医療機関におかれましては、「医療機器稼働状況報告書」を御提出いただくようお願いいたします。
 なお、提出された医療機器稼働状況報告書は、「地域保健医療連携・地域医療構想調整会議」等において共有させていただきます。

対象医療機関

  • 令和5年4月1日以降、新たに対象医療機器を購入した医療機関(ただし、外来機能報告制度の対象外又は未報告の医療機関に限る)

提出様式

 ※厚生労働省が例示した様式を掲載しています。必要項目が網羅されていれば、様式の形式や項目等は適宜変更して差し支えございません。

提出先

〒260-8667
千葉市中央区市場町1-1 本庁舎4階
千葉県健康福祉部医療整備課 地域医療構想推進室
電話番号 :043-223-2457
ファックス番号:043-224-8210

※電子メールにより提出される場合は、メールアドレスをお伝えしますので、上記あて連絡願います。

関係通知等

<通知関係>

<ガイドライン>

~関連リンク~

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部医療整備課地域医療構想推進室

電話番号:043-223-2457

ファックス番号:043-224-8210

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?