第1回三番瀬漁場再生事業連絡協議会の開催結果(概要)
1.日時
2.場所
3.出席者
委員
- 南行徳漁業協同組合代表理事組合長:榎本保
- 市川市行徳漁業協同組合代表理事組合長:石井洋祐
- 船橋市漁業協同組合代表理事組合長:大野一敏
- 千葉県漁業協同組合連合会専務理事:勝山満
- 市川市行徳支所臨海整備課長:森川泰和
- 船橋市経済部農水産課長:平野泰生
- 千葉県農林水産部水産局水産課長:山崎英夫
- 千葉県農林水産部水産局漁業資源課長:塩野健
- 千葉県水産総合研究センター東京湾漁業研究所長:鳥羽光晴
その他
- 南行徳漁業協同組合1名
- 市川市行徳漁業協同組合1名
- 市川市職員2名
- 船橋市職員1名
- 県職員8名
4.会議概要
三番瀬漁場再生事業連絡協議会について
水産課から資料1により協議会の規約について説明した。
会長及び副会長の選出について
会長に千葉県漁業協同組合連合会専務理事が、副会長に千葉県農林水産部水産局水産課長が選出された。
議題(1)平成23年度漁場改善事業について
漁場改善事業の説明の前に、水産課から資料2により「三番瀬再生計画(新事業計画)における平成23年度水産関連事業」を、資料3により「最後の三番瀬漁場再生検討委員会で追加提案された漁場改善策のシミュレーション結果」を説明した。
主な意見等
- 貧酸素水塊情報の高度化については、青潮の分布を予測した後の手立てまで示して欲しい。
- 今回の地震によって下水道が破壊され、汚水が直接海に流れている。大腸菌などが心配なので、漁業者自らがモニタリング調査しても良いと思うが。→モニタリングの頻度に問題あると思うが、水産総合研究センターや環境生活部で調査を行っている。これらの情報に注意したい。
市川市行徳漁業協同組合から資料4により漁場改善事業について説明があった。引き続いて東京湾漁業研究所から当該事業のモニタリング調査として、流向・流速調査、底質調査(粒度組成、硫化物含有量等)及び生物調査(漁協のアサリ資源調査と連携)を両漁協と相談しながら実施したいと説明した。また、5月18日に漁協、市及び県が施工予定場所の水深を確認したところ、平成20年度に県自然保護課が行った深浅測量の結果と概ね同様であった旨、水産課から報告した。
主な意見等
- 浚渫する前に再度、底質を確認するとともに、覆砂した後は音響測深して土厚を確認するなど、丁寧な仕事をお願いしたい。
- 安全への配慮をお願いしたい。
議題(2)貧酸素水塊対策調査事業について
東京湾漁業研究所から資料5により貧酸素水塊対策調査事業について説明した。
主な意見等
- 結果が出るまで3年待つのか。→きちんと把握するのに3年程度かかる。ただし、発表の場は未定だが、毎年とりまとめて報告したい。
- 漁業者は毎年、貧酸素水塊の影響を肌で感じている。有用種の生息可能な水深を探すなど気になる調査であり、結果が待ち遠しいので、毎年教えて欲しい。
議題(3)その他
次回の会議に海洋・漁業の専門家を招聘することを検討した結果、異議なく了承された。
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