[書面開催]令和3年度東京湾北部浅海漁場再生事業連絡協議会の開催結果について
1.日時
令和4年3月
2.場所
書面開催
3.委員
市川市漁業協同組合代表理事組合長:御代川薫
船橋市漁業協同組合代表理事組合長:滝口宜彦
千葉県漁業協同組合連合会専務理事:髙梨義宏
市川市行徳支所地域整備課長:白鳥洋一
船橋市経済部農水産課長:山崎則之
千葉県農林水産部水産局漁業資源課長:小嶋一隆
千葉県農林水産部水産局水産課長:篠原克二郎
千葉県水産総合研究センター東京湾漁業研究所長:川津浩二
海洋・漁業の専門家
名城大学大学院総合学術研究科特任教授:中田喜三郎
東京海洋大学産学・地域連携推進機構客員教授:鳥羽光晴
4.会議概要
次第(PDF:55.3KB)
議題
(1)令和3年度事業結果について
資料1:千葉県三番瀬再生計画・事業計画の概要(PDF:234.6KB)
資料2:令和3年度実施結果の概要(PDF:143.9KB)
資料3:覆砂場所のモニタリング調査結果(PDF:319.9KB)
資料4:漁業者グループによる干潟保全活動(PDF:391.9KB)
資料5:船橋地区砕石造成のアサリ資源に対する効果の検証(PDF:363.1KB)
資料6:ノリ養殖に係る指導及び情報提供(PDF:312.1KB)
資料7:貝類資源調査結果(PDF:390.5KB)
資料8:網袋を用いたアサリ採苗試験について(PDF:468.1KB)
資料9:令和3年の貧酸素水塊まとめ(PDF:847.6KB)
(2)令和4年度事業計画(案)について
令和4年度事業計画事業計画については、原案通り承認された。
資料2:令和4年度事業計画(案)(PDF:143.9KB)
報告事項
(1)市川漁港整備事業の実施状況について
平成28年度から着手した係留施設・外郭施設の整備について、令和2年度までにすべての工事が完了したことが報告された。
主な意見等
豊かな漁場への改善の取組
- アサリ、ホンビノス共に資源が減少している要因は餌不足ではないか。三河湾では、餌不足となる秋にアサリの現存量や肥満度が減少し、冬を越せなくなっている。その対策として栄養塩管理を行うことで効果が出ているので、東京湾北部でも同様の対策が必要なのではないか。
ノリ養殖業、貝類漁業への対策
- クロダイによるノリの食害を防ぐための「防除ネット」は、伊勢湾でも有効なことが知られている。
- 県内のノリ漁場では、今年度漁期から防除ネットを活用しているが、かなりの効果を感じている。一方で、設置に労力がかかることが難点である。今後は、設置に要する労力の軽減策を検討してほしい。
その他
- 過去の覆砂箇所のモニタリングなど、長期にわたって同じ調査検討が継続されているように感じる。これまでの結果を整理して、対象項目の変更あるいは重点化を検討してはどうか。
- これまでの事業で十分なデータを得られた部分もあるので、漁業生産につなげられる取組を推進してほしい。
5.関係ホームページ
東京湾北部浅海漁場再生事業連絡協議会
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