設備概要
放射線治療部
- 高エネルギーX線治療装置2台:2014年からは3台となり、これによりIMRT件数が増加可能となります。
- 高線量率Ir治療装置(マイクロセレクトロンHDR)1台
- 治療計画装置(Xio3台、Eclipse3台、Oncentra1台)
- I-125小線原治療装置
- その他、Au-198を用いた組織内照射も可能です。
核医学診療部
- PETCT 1台:検出リングが4リング(通常は3リング)であるため、検査時間を大幅に短縮でき、分解能も従来のPETCTに比べ大幅に向上しています。
- 全身用ガンマカメラ2台:主に全身の骨シンチグラフィの撮像に用い、骨転移の検出に有用です。
- SPECT 1台:骨シンチグラフィなどの断層像を見ることにより、診断の精度が高まります。
画像診断部
- MR2台:SIEMENS Avanto 1.5T :Total imaging matrix systemにより、どの部位でも優れた臨床画像が撮像可能です。
- CT3台:SIEMENS SOMATOM、128列Dual Source CT装置
- Mammography : FUJIFILM AMULET 、Digital Mammography Systemは、直接変換方式のX線検出器を有し、病変部(石灰化、腫瘤)をより精細に描出できるようになりました。
内視鏡科
- 当科の内視鏡は画像強調観察装置が装備されています。
画像強調システム:内視鏡観察光の分光特性を変更することで消化管粘膜表面の血管や粘膜微細模様の強調表示を行うシステム。早期癌などの小病変の発見や正確な病変の範囲診断に極めて有用なシステムです。 - FUJIFILM LASEREOシステム(レーザー内視鏡):最新式のレーザー内視鏡も導入されています。
- ギブンPill Cam SBカプセル内視鏡:カプセル上のカメラを飲み込んで、消化管の内部を検索する装置も導入されています。
- 経鼻法による内視鏡検査も積極的に行っています。
設備一覧
ダ・ヴィンチサージカルシステム
「ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術は、前立腺癌の治療として特にアメリカでは前立腺全摘の90%以上がロボット支援下に行われています。当院では千葉県内で初めてロボット支援手術の機械であるダ・ヴィンチサージカルシステムを導入し、平成23年からこの手術を開始し現在の通算手術件数は1000件を超え、手術件数は千葉県内で最多です。」
IMRT(強度変調放射線治療)
IMRTは腫瘍には高線量を照射し、腫瘍周囲正常組織への線量減少を可能とする新しい照射法です。
PET/CT
一回の検査で、ブドウ糖代謝画像と解剖学的画像とを同時に表示させ、がんの診断に威力を発揮します。