センターについて
基本理念
私たちは、心と体にやさしく希望の持てるがん医療を提供します。
基本方針
- 安全で最適な医療を提供します。
- 患者さんにわかりやすく説明し、患者さんの自己決定権を尊重します。
- 新しい医療の研究開発を行い、高度先進的な医療をめざします。
- 誠実で思いやりの心を持つ医療者を育成します。
千葉県がんセンターのロゴマークについて
千葉の頭文字Cを模した太平洋の水平線から昇る太陽をかたどった意匠。
千葉市や千葉大学のシンボルマーク作成に関わった経験のある千葉大学工学部工業意匠学科宮崎紀郎教授(当時)に依頼、平成8年(1996年)6月に制定。作成にあたっては、多数の職員にインタビューやアンケートを行った。込められた思いは、「目標に向かってのチャレンジ」、「暖かい思いやりと協調」、「千葉県らしさ」。
沿革
千葉県がんセンターは、県民の多年の要望に沿って、年々増加するがんの征圧に向かって、がん対策の中心的役割を果たすために建設され、昭和47年11月、その第一歩を踏み出しました。開設までの経緯及びその後の経過の概略は次のとおりです。
1962年 1月 千葉県がん対策審議会から成人病センターの設置について答申
1969年 9月 衛生部にがんセンター建設室設置
1971年 1月 建設工事着工
1972年 3月 看護婦宿舎完成
1972年 7月 本館竣工
1972年 11月 千葉県がんセンター開院
1973年 3月 医師住宅(木造3戸、鉄筋16戸建て1棟)完成
1975年 9月 看護婦宿舎(増設)完成
1984年 2月 千葉県がん対策審議会から「がんの治療体制の整備等総合的ながん対策の実施」について建議書提出
1986年 3月 昭和60年6月設置の千葉県がん治療体制整備検討委員会から「千葉県におけるがん治療体制の整備」について報告書提出
1991年 7月 東病棟増築および改修工事竣工
1991年 7月 看護婦宿舎完成
1993年 5月 外来ホール増築
1997年 5月 がん診療施設情報ネットワークシステム始動
2006年 4月 電子カルテ稼動
2006年 8月 都道府県がん診療連携拠点病院に指定
2007年 4月 日本医療機能評価機構による認定
2009年 10月 放射線医学総合研究所と相互協定締結
2011年 4月 心と体総合支援センター・臨床研究総合センター・前立腺センター開設
2011年 7月 手術支援ロボット「ダヴィンチ」導入
2013年 11月 事務研修棟増築竣工
2017年 10月 新病院建設工事着工
2018年 4月 がんゲノム医療連携病院に指定
2019年 9月 がんゲノム医療拠点病院に指定
2019年 11月 小児がん連携病院に指定
2020年 10月 新病院開院
2020年 10月 ハイパーサーミア導入
2022年 5月 日本医療機能評価機構基準認定施設(3rdG:Ver.2.0)
2022年 10月 検査部門ISO15189認定
2022年 11月 創立50周年記念式典開催
施設認定等
2026年4月1日現在
*掲載は順不同
一般病院2(日本医療機構機能評価機構)
覚醒下脳手術施設認定証 (日本AwakeSurgery)
緩和ケア病院(日本医療機構機能評価機構)
がんゲノム医療拠点病院
国立がん研究センター認定 がん相談支援センター
小児がん連携病院
都道府県がん診療連携拠点病院
日本胃癌学会認定施設A
日本緩和医療学会基幹施設
日本消化器外科学会 学会連携証明書
日本消化器病学会認定施設
日本食道学会全国登録認定施設
日本大腸肛門病学会認定施設
日本乳癌学会認定施設
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定施設 インプラント
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定施設 エキスパンダー
日本ハイパーサーミア学会認定施設
日本放射線腫瘍学会認定施設
日本麻酔科学会麻酔科認定病院
日本輸血・細胞治療学会 輸血機能評価認定施設(I&A制度)
日本臨床栄養代謝学会認定NST稼働施設
日本臨床細胞学会認定施設
品質保証施設認証
(一社 日本臨床衛生検査技師会・公社 日本臨床検査標準協議会)
ESMO(欧州臨床腫瘍学会議)認定病院
ISO15189臨床検査室認定(公社 日本適合性認定協会)
一般社団法人日本癌治療学会認定がん医療ネットワークナビゲーター・シニアナ
ビゲーター認定見学施設
呼吸器外科専門医合同委員会認定専門研修連携施設(千葉大学医学部附属病院
呼吸器外科 専門研修プログラム 連携施設)
千葉大学医学部附属病院 外科専門医研修プログラム 連携施設
千葉大学医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頚部外科専門研修プログラム 連携施設
千葉大学病院消化器内科関連施設
日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関(画像診断・IVR部門・核医学
部門・放射線治療部門)
日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍研修施設
日本核医学学会専門教育病院
日本肝胆膵外科学会認定 肝胆膵外科高度技能専門医修練施設A
日本緩和医療学会認定研修施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設
日本形成外科学会教育関連施設
日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育施設
日本血液学会認定専門研修認定施設
日本外科学会外科専門医制度修練施設
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医制度認定施設
日本産婦人科学会専門医制度教育連携施設(千葉大産婦人科研修プログラム)
日本消化管学会 胃腸科指導施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本消化器内視鏡学会専門医指導施設
日本食道学会食道外科専門医認定施設
日本女性医学会専門医制度認定研修施設
日本膵臓学会指導施設
日本整形外科学会認定医制度研修施設
日本精神神経学会精神科専門研修連携施設(千葉県総合救急災害医療センター
精神科専門研修プログラム連携施設)
日本専門医機構専門医制度専門研修認定プログラム(放射線科)
日本胆道学会認定指導医制度 指導施設
日本頭頚部外科学会頭頚部がん専門医制度指定研修施設
日本超音波医学会認定超音波専門研修施設
日本内科学会認定医制度教育関連施設(千葉大学病院消化器内科研修プログラ
ム 連携施設)
日本脳神経外科学会指定訓練施設
日本肺癌学会 肺癌教育認定施設
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修事業 研修施設
日本病理学会研修登録施設
日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設
日本輸血・細胞治療学会 学会認定・臨床輸血看護師制度指定研修施設
日本輸血・細胞治療学会 認定輸血検査技師制度 指定施設
日本臨床栄養代謝学会栄養サポートチーム(NST)専門療法士認定規程認定教育施設
日本臨床腫瘍学会認定研修施設
麻酔科認定病院
臨床研修指定病院
臨床修練指定病院(呼吸器科 腫瘍学)
敷地および施設
2026年4月1日現在
敷地面積:
59,228.55平方メートル
延床面積:
50,917.58平方メートル
病床数:
450床
一般:358、HCU:16、RI:3、無菌:20、緩和ケア:53
職員数:
723(医師95、看護463、その他165)
立地環境:
千葉県がんセンターは、千葉市の東南部に当たり、市の中心部から約5.5km、今では少なくなった雑木林が付近には多く残されている緑豊かな台地に位置します。センター付近には、国立病院機構千葉東病院、ジェイコー千葉病院、千葉県精神保健福祉センター、千葉県衛生研究所が設置されており、また、当センターの東南約2kmには、千葉県こども病院、千葉県リハビリテーションセンター、国立病院機構下総精神医療センターも設置されており、付近一帯は千葉県の医療のメッカとなっています。
病院長挨拶

2024年4月に病院長を拝命いたしました加藤厚です。
千葉県がんセンターは一昨年に創立50周年の節目を迎えました。半世紀にわたり千葉県のがん医療の拠点としての重責を担ってきました。ひとえに県民の皆様の温かいご協力とご支援のおかげであり、心より感謝申し上げます。
2020年10月には地下1階、地上9階建ての新病院がオープンいたしました。今後、旧病院の改修・取り壊し、駐車場整備などが予定されております。その間、患者さんやご家族の皆様には大変ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
がんの診断・治療は日々進化しており、多様な診断法・治療法が開発されています。手術療法、化学療法、放射線療法を中心とした集学的治療を行っており、都道府県がん診療連携拠点病院として高度ながん診療を提供しています。遺伝子パネルに代表される遺伝子診断の分野では、がんゲノム医療拠点病院として、千葉県内で中心的役割を果たしています。またロボット支援下手術においては早くから2台体制を構築し、泌尿器科、婦人科、消化器外科、呼吸器外科などの分野で精密な外科治療を提供しています。さらにIMRT(強度変調放射線治療)を使った最先端の放射線治療や、県内唯一の温熱療法(ハイパーサーミア)設備を導入するなど、さまざまな治療法や治療機器を積極的に導入しています。
緩和医療に関しては、がんを治療されている中での身体的苦痛や精神的苦痛を和らげ、がん治療に専念できるように緩和ケアセンターやがん相談支援センターを整備しています。また、公的病院としては日本最大の病床数を持つ緩和ケア病棟を有しており、自宅療養の支援を含めた体制を整えています。
今後の50年のがん医療を見据えた新しい技術や治療法の導入を積極的に行っていくと同時に、多様化するがん医療に対応するための職員の教育や育成を行い、がん患者さんやご家族の皆様に信頼していただける医療が提供できるよう、日々努力を行って参ります。
2024年4月1日 千葉県がんセンター病院長 加藤 厚