ここから本文です。
ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > ごみ・廃棄物・リサイクル > 3R(スリーアール) > 産業廃棄物の3R促進について > 食品リサイクル推進マッチングセミナー(平成29年度千葉県産業廃棄物リサイクル技術普及促進研修会)の開催結果
更新日:令和6(2024)年3月1日
ページ番号:15550
食品廃棄物の削減や食品リサイクルの推進のため、食品関連事業者、再生利用事業者、農林漁業者及び自治体の方を対象に、食品リサイクル関連の最新情報や先進的な取組について紹介いただくセミナー・視察バスツアーと情報交換会を行う、「食品リサイクル推進マッチングセミナー」を環境省と千葉県の共催で開催しました。
※千葉県は、県内の優良な排出事業者、廃棄物処理業者を増やし、廃棄物の適正処理及びリサイクルを促進していくために、平成22年度から「千葉県産業廃棄物リサイクル技術普及促進研修会」を開催しています。平成29年度は、環境省が主催する「食品リサイクル推進マッチングセミナー」と共催で開催しました。
日時:平成30年2月5日(月曜日)10時~17時
千葉県自治会館 9階 第1,2会議室(千葉市中央区中央4-17-8)
I 食品リサイクル関連最新情報および不正転売防止策の強化について(10時05分~10時45分)
講師:環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室 薄木航氏
内容:食品リサイクルに関する最新動向や食品リサイクル法のポイントを解説いただいたほか、再生利用事業計画認定制度の概要、不適正転売に係る再発防止策等について御講義いただきました。
II 食品リサイクル:リサイクルループ事例紹介(10時45分~11時25分)
(1)再生利用事業者
講師:三友プラントサービス株式会社 営業企画部 楠本泰隆氏
内容:同社は、スターバックスの店舗から出たコーヒー豆かすを原料とした牛の飼料の製造を行う「食品リサイクルループ」の認定を受けています。有機廃棄物を発酵させ、肥料化・飼料化によるリサイクルを実施し、関係機関とも連携し、有用菌検索から収集運搬、利用先開拓まで幅広く対応しながら食品リサイクルループを構築している取組について御講義いただきました。
(2)食品関連事業者
講師:山崎製パン株式会社 総務本部総務部 蓼沼直規氏
内容:同社は食品ロスの発生抑制に努めており、各工場で発生するパンの耳などの副産物は、エコフィードなどの原料として100%利用されています。エコフィード利用畜産物を積極的に活用することが循環型社会構築等につながるという考えのもと、飼料加工業者、畜産業者、精肉業者、食肉加工業者と連携し、食品リサイクルループを構築している取組について御講義いただきました。
III 自治体による食品ロス削減に関する取組紹介(11時25分~11時55分)
講師:横浜市 資源循環局政策調整部3R推進課 今井輝子氏
内容:横浜市では、一般廃棄物処理実施計画において、食品ロス・生ごみの削減を「これからのごみ減量における最も重要な課題として、市民のライフスタイル転換に向けた広報をはじめ、地産地消等との連携、事業者への働きかけなど多岐にわたる取組を総合的に推進していく」ことを定めており、シンポジウムの開催やパンフレットの作成・配布等の施策について御講義いただきました。
IV 質疑応答(Q&A)(11時55分~12時20分)
V 情報交換会(12時20分~13時05分)
※受講者の中から、事前に申し込んだ方のみ参加
株式会社エコ・フード(匝瑳市川辺208-1)
資源循環型農業を実践し、食品工場等から排出される食品材料をリキッドフィードとして豚を飼育する環境リサイクル型の養豚を行っている、株式会社エコ・フードを見学しました。
施設を御説明いただいた後、受入れ・容器等の分別・混合・発酵調整等を行い飼料を製造する工程を見学しました。
*企業情報等一部を削除して公開しています。
株式会社エコ・フード
*ファイルが大きいため3分割して掲載します。
食品リサイクル推進マッチングセミナー パンフレット(PDF:1,349KB)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください