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更新日:令和4(2022)年11月17日
ページ番号:353973
村歌舞伎を伝え、育てよう!
「たてやま村歌舞伎保存会」が発足。
「子ども歌舞伎教室」の開催など後継者の育成を図ります。
たてやま村歌舞伎保存会
復活した「古茂口・藤原村歌舞伎」を一地区だけでなく、もっと広くふるさと館山の伝承文化として絶やすことなく、保存・継承育成していくために手づくりの活動を行うことを目的とします。
昭和30年代まで、村まつりの一つとして行われていた古茂口・藤原村歌舞伎を復活させようと、当時役者を演じた有志たちが話し合い、平成14年1月に、市教育委員会の協力で「古茂口・藤原村歌舞伎保存会設立準備会」を発足させました。
その後、同年10月に、南総里美まつりフォーラムで「鎌倉三代記」復活公演を実現しました。
復活公演を支えた役者・ボランティア、そして観客から、これからも村歌舞伎を楽しみながら、伝え、育てていこうという気運が盛り上がり、一地区だけの伝統にとどめることなく、ふるさと館山の郷土伝承文化として、継続させることを目的に、これまでの「古茂口・藤原村歌舞伎保存会設立準備会」を発展的に解散し、あらためて、会員を募集し、平成15年11月22日総会を開催し、「たてやま村歌舞伎保存会」が設立されました。
保存会を設立後、平成17年8月房南中、10月に「南総里見フォーラム2005」で、40代中心の後継者が、平成14年に復活公演した「鎌倉三代記」を再演しました。
平成18年10月「南総里見フォーラム2006」では、新旧の役者が「安達が原三段目袖萩祭文の場」を競演し好評を得ました。この芝居に、こども教室の一期生が子役で出演し、その名演技に満場をわかせました。
その一週間後、千葉県生涯学習フェスティバルに「白浪五人男」で、女歌舞伎が旗揚げ公演を果たしました。
また、平成15年度から財団法人伝統文化活性化国民協会の助成を受けて「こども歌舞伎教室」を開講し,その受講生が同年10月「南総里見フォーラム」で「白浪五人男」を成果発表しました。以後、18年度まで、四期続けています。
新しい元号をもとに、心を新たに村歌舞伎を発展させるよう努力します。
保存会では、会員を常時募集しています。
たてやま村歌舞伎保存会は、一つの演目を、みんなが手づくりで公演することを目標に活動します。県内では、成田市大栄の伊能歌舞伎、県外では、埼玉県小鹿野町の小鹿野歌舞伎の皆さんと、それぞれ交流させていただいておりますが、今後とも、全国の村歌舞伎の皆さんとの情報交換をさせていただきたいと思います。特に、衣装・かつら等について、経費節約と技術習得をかねて、交換時期にあたるものを提供していただけたら幸いです。
団体所在地 |
館山市布沼622-9(森田方) |
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代表者 |
山中 謙太郎(男性) |
電話番号 |
事務局 森田 進 0470-28-3016 |
取組み開始 |
平成15年11月22日(保存会設立日) |
構成人数 |
28名(男15名、女13名) |
イベント情報など活動内容については、各地域づくり活動団体あて直接お問い合わせください。
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