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更新日:令和6(2024)年9月26日
ページ番号:422759
発表日:令和3年3月25日
環境生活部循環型社会推進課
県では、平成19年に改定した千葉県環境学習基本方針に基づき、環境学習等※の推進に取り組んできたところですが、環境学習等を取り巻く状況の変化を踏まえ、環境問題を自分ごととして捉え、問題解決に向けて行動する人づくりを一層進めるため、新たに「千葉県環境学習等行動計画」を策定しました。
※環境学習とは、単に環境問題についての知識を身につけるだけではなく、人と環境との関係性、環境と社会、経済及び文化とのつながりについての理解を深め、問題解決に向けて行動できる人を育てるための教育・学習のことを指します。本計画では、「環境学習」、「環境保全の意欲の増進」、「環境保全活動」、「協働取組」を総称して「環境学習等」と定義しています。
環境教育等促進法第8条に基づく行動計画※として、本県の環境学習等の推進に関する基本的な考え方と施策を定めたものです。
※都道府県は、その都道府県の区域の自然的社会的条件に応じた環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する行動計画を作成するよう努めるものとされています。
2030年度(令和12年度)まで
千葉県環境学習基本方針の改定から10年以上が経過し、この間、環境学習等に関する法改正や、SDGsの採択等、環境学習等を取り巻く状況が大きく変化してきました。
また、現代の環境問題は、経済・社会の諸問題とも密接に関連し、複雑化しており、環境学習等も時代の変化に応じた見直しが必要となっています。
環境への意識は高まってきている一方、環境保全活動への参加等、具体的な「行動」までには十分結びついていないことから、環境問題を「自分ごと」として捉え、他者と協働しながら、問題解決に向けて行動する人づくりを一層進める必要があります。
計画の基本目標及び計画の進捗を把握するための指標を以下のとおり定め、あらゆる世代、あらゆる主体の行動変容に向けて、積極的な施策の推進を図ります。
<基本目標>
「ちばの未来を創る『行動する人づくり』~みんなでつくる持続可能な千葉~」
項目 | 現況[基準年度] | 目標[目標年度] |
---|---|---|
日常生活の中で環境に配慮して行動している人の割合 | 79.7% [2018(平成30)年度] |
90.0% [2028(令和10)年度] |
環境保全に関する講演やセミナー、環境ボランティアへ参加したことがある人の割合 | 24.6% [2019(令和元)年度] |
35.0% [2030(令和12)年度] |
県が主催・共催する環境学習に関する行事の参加者数 | 24,590人 [2017(平成29)年度] |
25,000人 (毎年度) |
基本目標の達成に向けて、推進に当たっての4つの視点と6つの施策の柱を設定しました。
SDGsの視点や体験活動の手法を取り入れながら、次代を担う若手人材の育成や、幅広い世代への学習機会の提供などの施策を展開し、これらを、県民・NPO・学校・事業者等、多様な主体との連携・協働により進めていきます。
<推進に当たっての視点>
※ESD(持続可能な開発のための教育):現代の様々な問題を自らの問題と捉え、身近なところから取り組み、問題解決につながる価値観や行動等の変容をもたらすための学習・教育のこと。
<推進施策>
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