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更新日:令和6(2024)年3月29日

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2 京葉臨海コンビナートの競争力強化

本県の経済・雇用を支える重要な地域となっている京葉臨海コンビナートの競争力強化に向け、コンビナートの投資環境の向上につながる規制緩和を促進するとともに、カーボンニュートラルの実現に向けた取組に対する支援を通じ、生産性の向上や新たな投資を促す環境づくりを進める。併せて、コンビナートを地域で支える観点から中核人材等の育成を促進する。
 

〔重要業績評価指標(KPI)〕

  • 京葉臨海地域における従業者数 現状値 56,607人(2020年度) ⇒ 現状維持(56,607人)(2027年度)
  • コンビナート競争力強化に係る関連会議等の開催件数(累計) 現状値 12回(2022年度) ⇒ 17回(2027年度)
 

ア 京葉臨海コンビナートの生産性向上や事業環境の改善

国内需要の低迷や国際競争の激化を受けて素材・エネルギー産業において事業の再編・集約の動きが出てきている中、京葉臨海コンビナートの生産性向上や事業環境の改善などによる競争力強化が必要不可欠である。
このため、マザー工場化や施設の高度化に伴う再投資への支援、工業用水の安定供給、コスト削減や利便性の向上につながる各種の規制緩和や基盤業務の共同化の検討等、コンビナートの競争力強化につながる取組を進める。
  • マザー工場化や事業の高度化に伴う県内企業の再投資への支援
  • 投資環境の向上につながる規制緩和の促進 等

イ コンビナートを支える人材の能力向上や担い手の育成

コンビナートの競争力強化を図るためには、現場を支える人材の安全管理や危機管理能力、マネジメント力の向上が不可欠となるが、現在、コンビナート立地企業では、熟練技術者の引退に伴い、こうした安全管理に関する人材の能力向上・確保等に課題を抱
えている。
このため、関連企業を含めた立地企業に共通する課題に対応し、操業の安定を確保するため、民間団体における中核人材の育成や、時代・社会の変化に対応できるものづくり人材の育成を目指す工業教育との連携による担い手の確保・育成を促進する。
また、中核人材の育成などの基盤業務について、企業間連携による共同化を促進するなど、事業者の負担軽減等に資する取組を進める。
  • プラントの保守や安全管理など操業の安定を確保するための中核人材育成 等

ウ カーボンニュートラルコンビナートの推進

これまでも国内需要の動向や世界規模での競争の激化等に対応して事業の再編や高度化等が図られているところだが、さらに、2050 年カーボンニュートラルの実現に向け、水素等の利活用や新素材の開発など様々な取組が進められている。
このため、コンビナートの投資環境の向上につながる規制緩和の促進などを図るとともに、カーボンニュートラルの実現に向けた取組に対する企業間連携の促進や事業の高度化に向けた再投資などの支援を通じ、生産性の向上や新たな投資を促す環境づくりを地元市、立地企業と一体となって進める。
  • カーボンニュートラルの実現に向けた取組支援 等

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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