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更新日:令和6(2024)年3月29日

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7 千葉の強みを生かした観光地の整備

誰もが何度でも訪れたくなる魅力ある持続可能な観光地づくりに向けて、個人の多様な価値観やニーズを的確に把握し、旅行者の満足度を高め、リピーターの獲得や長期滞在につなげていくため、地域資源の活用等による付加価値の高い多様な観光コンテンツ
の造成を支援するとともに、新たな旅のスタイルであるワーケーションを促進する。また、本県観光の魅力を高める重要な要素として、観光インフラの整備を進める。
観光産業の競争力を強化するため、観光人材の育成や、伝統的工芸品、郷土料理等をはじめとする県産品のブランド化や販路開拓の支援を行う。
首都圏にありながら豊かな自然を有する本県の魅力を発信するため、首都圏を中心に全国へ向け、プロモーションを積極的に展開する。
外国人観光客のニーズ等の変化に対応し、「選ばれる観光地」として更にステップアップするため、SNSなどを活用して、インバウンド推進に向けた観光プロモーションを図る。
ビッグデータ等の利用により、観光客の動向等を把握するデジタルマーケティングプラットフォームを活用し、観光産業の競争力強化を図っていく。
観光地へのアクセス強化を図るため、広域的な幹線道路ネットワークの整備を促進し、高速道路に接続する地域高規格道路や国道・県道の整備を推進する。
 

〔重要業績評価指標(KPI)〕

  • 観光客入込客数 現状値 1億3,773 万人(2022年) ⇒ 1億8,600 万人※(2027年)
  • 宿泊客数 現状値 22,800 千人(2022 年) ⇒ 29,300 千人※(2027 年)
  • 観光総消費額 現状値 7,905 億円(2021 年) ⇒ 1 兆5,000 億円※(2027 年)
  • 外国人延べ宿泊客数 現状値 852 千人(2022 年) ⇒ 4,800 千人※(2027 年)
※2019 年水準超え

ア 魅力ある観光地づくり

観光客と地域住民の両者が満足できる「訪れてよし、住んでよし」の持続可能な観光地づくりに向け、中長期的な観光需要の拡大のため、早朝・夜間の観光イベントなど地域資源を生かした観光コンテンツの充実を図り、日帰り旅行から宿泊へのシフトや観光客のリピーター獲得につなげるとともに、新たな旅のスタイルであるワーケーションを促進する。また、本県観光の魅力を高める重要な要素として、駐車場やトイレ、観光案内板などの観光インフラの整備を進める。
  • 地域資源を生かした滞在型観光地域づくり
  • 観光素材の発掘・磨き上げ、発信力の強化
  • 安全・安心でストレスフリーな観光に向けた環境整備 等

イ 観光産業の競争力強化

観光客の多様な価値観やニーズに対応した付加価値の高いサービスの提供を図るためには、地域の関係者の合意形成の下、効果的なマーケティングやブランディング等を戦略的に推進していく必要がある。
このため、ビッグデータ等の活用により、観光客の動向等を把握する観光マーケティング・リサーチを強化し、観光事業者等に有益な情報を提供するとともに、観光の中核を担う経営人材や観光現場で即戦力となる観光人材の育成強化に向け、研修等の充実を
図る。
さらに、中小企業等を中心とした観光事業者の取組を支援し経営基盤の強化を図るとともに、県産品の新商品・新サービスの開発や積極的なPRによるブランド化・販路拡大を推進していく。
  • 観光マーケティング等に係る調査・分析の高度化
  • 観光産業に携わる質の高い人材の確保・育成
  • 観光事業者と連携した観光振興
  • 県産品等のブランド化・販路拡大 等

ウ 国内観光プロモーションの展開

「海」「食」「花」「温泉」「祭り」といった本県の有する多様な魅力を総合的・戦略的に、首都圏を中心として全国に発信する。また、旅行動向を左右し、新たな観光ニーズの形成に大きな影響力を持つメディアや旅行会社などに対するプロモーションを積極的
に展開するとともに、SNS等を活用して、主に個人客を対象として、効果的な観光情報の発信にも取り組む。さらに、本県を再度来訪するきっかけづくりとして期待ができ、観光入込客が少ない平日に宿泊を伴って実施される修学旅行について、積極的にプロモ
ーションを行う。
  • 旅行会社・メディア等への積極的なプロモーションの展開
  • 修学旅行や自然体験学習など団体旅行の誘致 等

エ インバウンドの推進

日本の空の表玄関である成田空港を擁する本県の優位性を生かし、国やJNTO(独立行政法人国際観光振興機構)、他都道府県、県内市町村等と連携しながら、各国・地域のマーケット需要に応じた訪日プロモーションや、ホームページ、SNS、インフルエンサー等を活用した効果的な観光情報の発信体制を強化するとともに、外国人の嗜好を踏まえた観光ルートの開発、訪日教育旅行の誘致、成田空港から県内観光地への誘客、隣接都県と協力した広域的な周遊観光などの取組を促進する。
また、外国人観光客が言葉の壁を感じることなく、快適に過ごせるよう、観光案内板等の多言語化表記を促進するとともに、観光事業者が外国人観光客と簡単にコミュニケーションができるツールの利用を促進する。
  • 国外に向けた積極的な観光プロモーション
  • 海外からの教育旅行の誘致
  • 成田空港から県内観光地への誘客促進
  • 外国人旅行者のマーケティング・リサーチの強化
  • 多言語コミュニケーションツールの利用促進 等

オ 観光地へのアクセスを強化する道路整備の推進

県内各地の観光地へのアクセス強化を図るため、広域的な幹線道路ネットワークの整備を促進するとともに、高速道路に接続する国道・県道の整備を推進する。
また、更なる観光振興や交流人口の拡大を図るため、県内の主要な観光地を結ぶ主要な国道・県道の整備を推進する。
  • 圏央道、北千葉道路、富津館山道路(4 車線化)などの整備促進
  • 銚子連絡道路、長生グリーンラインなどの整備推進
  • 国道及び県道の整備推進 等

カ デジタルを活用した観光振興

ビッグデータ等の利用により、観光客の動向等を把握するデジタルマーケティングプラットフォームを活用して、観光客の属性や趣味嗜好に合わせた観光情報を配信し、さらなる誘客の促進や地域経済の活性化を図る。また、県内の周遊を促し、滞在時間の延長を図るとともに、市町村や観光事業者等に有益な情報を提供することにより、観光産業の競争力強化を図る。
さらに、国内観光客向け・外国人旅行者向けウェブサイトやSNSを活用して、各ターゲットのニーズに対応した県内観光情報を掲載する等により、本県への来訪を促進する。
  • ホームページやSNS等による効果的な観光情報の発信
  • デジタルマーケティングプラットフォームを活用した観光振興 等
 
 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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