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更新日:令和8(2026)年8月18日
ページ番号:12838
令和8年度に実施する研究テーマをこちらで御紹介します。
食品技術室
ウシにおいて、子ウシを産んですぐ後に得られる初乳には、免疫グロブリンやラクトフェリン(LF)が多く含まれ、子ウシが免疫を獲得するための重要な役割を担っている。本研究では、母ウシの各個体について、初乳からのLFの経時変化を調べ、個体の違いにより乳中のLFの違いを調査し、LFを多く産生する個体を選抜して、LFの多い乳を得ることを目的とする。
出産時および、出産から一定日数後の母ウシから乳試料を回収し、LFの分析を高速液体クロマトグラフ(HPLC)で行い、出産後の経過日数によるLFの変化を追跡して、LFの産出の多い個体を見出すことを目的とする。
食品技術室
醤油出荷数量が全国1位の千葉県には、醤油の大手製造業者のほか、歴史ある中小製造業者も点在し、製品の特徴を明らかにするといった要望がある。本研究では、県産醤油の特性を可視化することを目標とし、県産醤油(こいくち、本醸造)及び全国醤油品評会での受賞醤油のいくつかを対象とし、醤油中の代表的な香気・呈味成分を分析・解析する。
食品技術室
県内酒蔵から清酒の発酵過程をより詳細に把握したいというニーズが寄せられており、県として県産清酒の酒質を客観的に把握することが求められている。
そこで本研究では、発酵経過管理に有用なデジタルツールやグルコースの測定器を県内酒蔵に試験的に導入し、収集したデータを基に本県と他県の相違点を可視化する。
化学技術室
県内で排出されるバイオマス資源の利活用を検討し、利活用が進んでいない未利用バイオマスである梨の剪定枝からセルロースナノファイバー(CNF)の作製、評価を行う。作製した梨剪定枝由来のCNFを樹脂(ポリプロピレン)と混合し、複合材料を作り、作製した複合材料の強度特性を評価し、強度特性の向上を目指す。他のバイオマス原料からのCNFの作製や樹脂との混合以外のCNFの活用方法、他部署との連携の可能性等について調査、検討を行う。
化学技術室
県内で排出されるバイオマス資源の利活用を検討し、利活用が進んでいない未利用バイオマス(主に梨の剪定枝、落花生の殻を使用予定)から薬品賦活法により吸着剤(活性炭)の調製を行う。環境負荷物質である硝酸イオン、リン酸イオンの吸着性能を評価し、賦活条件の検討を行い吸着性能の向上を目指す。また、吸着したリン酸イオンを脱着し、吸着剤の再利用、リンの回収、再資源化を試みる。
材料技術室
生産技術室
光触媒の機能向上を目的として、光を波長領域ごとに効率的に利用可能な構造の構築を目指す。そのため、可視光透過性を有するアルミナ基材(担体)を開発し、異なる波長吸収特性を有する光触媒を配置した立体構造の実現を図る。
本研究では、ナノアルミナ粉末を出発材料として放電プラズマ焼結を行い、まず焼結温度および印加圧力が焼結体の特性に及ぼす影響を調査する。続いて、昇温速度や保持時間を制御することで、可視光透過性に優れたアルミナ基材の作製条件を検討する。さらに、得られた基材に光触媒機能を付与し、その光触媒特性の評価を行う。
生産技術室
企画連携室
材料技術室
ものづくり産業において積極的にDXを推進することが求められることから、一層の技術活用が求められるIoTやAI技術において、収集ニーズの高い指標(環境温湿度、生産数量等)について用途や使用環境に合わせた適切なセンサーを組み込んだ計測モジュールを作成し、検証する。
また、当該モジュール(キット)を企業の生産現場に適用することにより、企業のデジタル技術活用を後押しし、生産システム向上及び付加価値の高い製品づくり等の支援に役立てる。
加えて、本研究で得た知見をデータベースとして回答を生成する対話的システムの構築にも取り組む。
生産技術室
製品の安全性や品質への要求は年々高まっており、特にEMC分野では、電子機器から発生するノイズを抑えるためのシールド材やノイズ抑制シートに、より高い性能が求められている。近年、NICTで開発されたDFFC法は、広い範囲を高精度で測定できる特長を持つ一方、試料には斜め方向からの電波も入射するという課題がある。そこで本研究では、平面波に近い電波を照射できる放物線形状の空洞筐体を設計し、従来のDFFC法との違いを明らかにすることを目的とする。
材料技術室
生産技術室
プレス型やダイカスト型への用途としてダイス鋼が用いられる。金属3Dプリンターにおいて、この鋼種を造形した場合、金型として必要な硬さ、耐衝撃性等の機械的特性を得るためには、造形後の熱処理が必須となる。
本研究では、ニーズに合致した必要諸特性を得るため、造形後の後処理に着目し、熱処理による機械的特性の向上および特性制御を可能とする熱処理プロセスの検討を行う。
企画連携室
地域に賦存する資源をいかし、千葉県の魅力を効果的に伝える場合、地域のブランドイメージを想起させるデザインの活用や、デザイン全体の統一感の確保が重要であり、風土や文化、特産品などから抽出した色彩より構築された配色群「カラーパレット」は、地域のブランドイメージを視覚的に伝達できる有用なツールとなりうる。
そこで本研究では、AIを活用し、千葉県の観光画像から「千葉県らしいカラーパレット」を作成し、カラーマトリックスにして傾向を分析、来県者への印象付けに役立てていただけるようなツールとして開発することを目指す。
過去の研究テーマ等の一覧を閲覧することができます。
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