ここから本文です。
ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 中小企業への技術開発支援 > 産業支援技術研究所 > 研究内容と研究ライブラリー > 研究ライブラリー(平成29(2017)年度)
更新日:令和6(2024)年4月1日
ページ番号:12853
食品・化学技術室 大垣 佳寛、山本 貴之、海老原 昇
技術支援室 宮崎 浩子
古谷乳業株式会社 高野 和也、白井 寛、三浦 みゆき
本研究では、生乳を酵素処理してラクトースを低減した牛乳を調製した。その結果、ラクトースが1.5%(糖全体の28%)に低減されるとともに、約1.4%のガラクトオリゴ糖を含む牛乳を製造できた。この牛乳は機能性食品として有用であると考えられる。
生産技術室 岡村 成将
リバースエンジニアリングの試行と活用法の検討を行うため、足型のスキャニング及びデータ編集、試作方法の検討を行い、足裏にフィットするインソールの試作を実施した。
材料技術室 石川 隆朗
関数型言語を用いた組み込みマイクロプロセッサ開発用のフレームワークの開発を行っている。
平成28年度から平成30年度までの3カ年の研究であり、本年度はマルチタスク機能の開発を行った。Common Lisp上のBordeaux threads上に関数型プログラミングに適したメッセージ通信機構を構築した。応用例として後出しジャンケンゲームの作成を行い、有用性の確認を行った。
材料技術室 吉田 浩之、西村 祐二
生産技術室 大谷 大輔
千葉大学大学院融合理工学府 魯 云
本報では、メカニカルコーティング法(MCT)及び酸化処理を用いて、光触媒薄膜を作製し、酸化処理温度条件による光触媒機能への影響を調査した。光触媒機能の評価はメチレンブルー(MB)水溶液を用いた色素分解法により評価を行った。その結果、薄膜表面は平坦ではなく、微細凹凸構造を持つルチル型TiO2とチタンを含む複合微細構造を有し、光触媒機能は、酸化処理温度の上昇とともに単調に活性の向上が図れ、723Kで最大値となった。それ以上の酸化処理温度では、光触媒活性は低下した。即ち、TiO2/Ti複合膜の光触媒が最も活性となった。
材料技術室 松岡 弘己、細谷 昌裕
高精細X線CT装置を活用して、高炉水砕スラグと砂利の混合比率を管理するために必要となる、試料容器の選定と、測定試料である高炉水砕スラグと砂利の密度、粗粒率、成分の測定を行った。試料容器は、X線を透過しやすいポリプロピレン製試験管を今後の測定で使用することにした。高炉水砕スラグと砂利の測定結果から、主成分の違いが真密度の差となり、3次元CT像にコントラスト差を生じる原因となることが確認できた。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください